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疲れているのに眠れないのは、なぜ?│自律神経がつくる「眠りの準備」

「今日は疲れたから、きっとぐっすり眠れる。」


そう思ってベッドに入ったのに、

なかなか眠つけない。

夜中に何度も目が覚める。

朝まで眠れたのに疲れが取れない…。


そんな経験はありませんか?


実はこの状態、自律神経の「切り替え」がうまくいっていないことが関係しているかもしれません。


疲れていることと、眠る準備ができていることは同じではありません。


眠りは、「疲れたから眠れる」のではなく、身体が休める状態になって初めて深い眠りへ入れるのです。




01.疲れていれば眠れる、とは限りません…

疲労と眠る準備は別のもの

たくさん動いた日や仕事が忙しかった日は、

「今日はよく眠れそう♪」と思いますよね。


けれど、身体が疲れていても、頭や神経がまだ活動を続けていると、なかなか眠りに入れないことがあります。


例えば、

  • ベッドに入ってから仕事のことを考える

  • 寝る直前までスマートフォンを見る

  • 明日の予定が気になる

  • 首や肩に力が入っている

  • 「早く眠らなきゃ」と焦る


このようなとき、身体は横になっていても、内側ではまだ「活動中」の状態です。


眠りに必要なのは、ただ疲れることではなく、身体が安心して力を抜けることなのです。



02. 自律神経は、眠る前から働いています


自律神経は、呼吸、心拍、血流、体温、胃腸の働きなどを、私たちが意識しなくても調整しています。

よく、


  • 交感神経は活動するとき

  • 副交感神経は休むとき


とよく説明されます。


ただ、夜になった瞬間に、パチンとスイッチが切り替わるわけではありません。

夕方から夜にかけて、


  • 明るさが落ち着く

  • 活動量が減る

  • 食事や入浴を終える

  • 呼吸や心拍が穏やかになる

  • 身体の熱が少しずつ外へ逃げる


こうした変化が重なることで、身体は少しずつ眠る準備を始めます。

眠る準備は、夜になる前から始まっています

03.眠る直前まで、カラダに情報を入れ続けていませんか?

眠れない理由と眠れるヒント

現代は、ベッドに入ってからも、カラダはたくさんの情報を受け取り続けています。


スマートフォンの光だけでなく、


  • ニュース

  • SNS

  • メッセージ

  • 仕事の連絡

  • 家族の予定

  • 明日のやること


など、心や頭を動かす情報が次々と入ってきます。


身体はベッドの上にいても、頭の中ではまだ一日が終わっていません。

特に、普段から頑張っている方ほど、静かになった夜に考え事が一気に浮かびやすいものです。


だから、眠る直前だけ何かを変えるのではなく、夜に向かって情報や刺激を少しずつ減らしていくことが大切です。


04.夜中に目が覚めるのも、自律神経と関係する?

夜中に目が覚める背景はいろいろです

眠りに入れたとしても、身体が緊張しやすい・緊張した状態では、眠りが浅くなったり、小さな音や暑さで目が覚めやすくなったりすることがあります。


また、夏は、


  • 室温や湿度

  • 寝汗

  • エアコンによる冷え

  • 明け方の温度変化


など、身体が調整しなければならないことが増えます。


女性ホルモンの変化によって体温調節がゆらぎやすい時期には、ほてりや寝汗が眠りを妨げることもあります。


大切なのは、「目が覚めた=すぐに悪い睡眠」と決めつけないことです。

一度目が覚めても再び眠れ、日中に支障がなければ、必要以上に心配しなくてもよい場合があります。


一方で、


  • 目覚める回数が急に増えた

  • 再び眠れない

  • 日中の眠気が強い

  • 疲れや気分の落ち込みが続く


といった変化がある場合は、今の身体や生活を見直すサインかもしれません。


05.「眠らなきゃ」が、カラダを緊張させることも


眠れない日が続くと、時計を見るたびに不安になってしまいます。


「あと5時間しか眠れない。」

「明日も疲れてしまう。」

「また眠れなかったらどうしよう。」


こうして眠りを気にするほど、身体には力が入り、頭も冴えてしまいます。


眠りは、頑張って起こすものではありません。


眠れないときに必要なのは、自分を責めることではなく、

今はまだ、身体が休む準備の途中なのかもしれない

と、一度受け止めてみることです。


眠りを直接コントロールしようとするより、呼吸や光、温度、香りなど、眠りやすい環境をつくることの方が、身体にとってはやさしい働きかけになります。

眠らなきゃのループと眠れるループ

06.自律神経を整えるではなく、切り替えやすく「調える」


自律神経は、いつも副交感神経が優位であればよいわけではありません。


日中は活動でき、夜は休める。


緊張が必要なときには頑張れ、終わったらチカラを抜ける。


そのように、必要に応じて行き来できることが大切です。


Pranaでは、自律神経を一方的に「リラックスさせる」のではなく、その方の生活や身体に合わせて、切り替えやすい状態へ調えていくことを大切にしています。


眠りは、自律神経だけで決まるものではありません。


巡り、体温、女性ホルモン、胃腸、呼吸、日々の緊張など、身体全体が関わっています。


だからこそ、「眠れない」だけを見るのではなく、今の身体全体を知ることが必要なのです。


女性と巡りと自律神経

まずは今の自律神経の状態を知ってみませんか?



同じように「眠れない」と感じていても、


  • 頭が休まらない方

  • 疲れが回復しにくい方

  • 冷えや体温調節が関係している方

  • 小さな変化に敏感な方

  • むくみや重だるさを抱えている方


では、必要なケアが異なります。


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約3分のチェック後、結果はお一人ずつ確認し、LINEでレポートをお届けします。


眠りを変えようと頑張る前に、眠りにくくなっている背景を知ることから始めてみませんか?


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鍼灸がなぜ巡りや自律神経と関係するのかについては、関連記事もご参考に



▶次回は、「東洋医学では、眠りをどう見る?」

同じ「眠れない」でも、

考え事が止まらない方・冷えて眠れない方・夜中に何度も目が覚める方・

寝ても疲れが抜けない方

と様々いらっしゃいます。


東洋医学では、眠りだけではなく、身体全体に現れているサインから、その背景を考えていきます。


次回は、「氣・血・水」や五臓の考え方を、難しくなりすぎないようにご紹介します。


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