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​01.PMS(月経前症候群)/PMDD(月経前気分障害)とは

PMSとは、月経前3~10日の間に続く精神的あるいは身体的症状の事で、特に精神的な強い不調が強い場合は、PMDDと分類されています。ともに、日常・社会生活に支障があり、月経開始と共に軽減します。

 

PMS/PMDDの症状の特徴は、

*月経の開始と共に軽快ないし消失する

*個人差が大きい

*都度異なる症状が起きることがある

*症状が様々である(200種類以上)

*症状が複合的に起こる

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​02.PMSの主な症状

PMSの症状は多岐にわたり、200種以上あると言われています。

特にみられるのは

精神症状

・イライラや気分の落ち込み

・不安感

・怒りっぽい

身体症状

・下腹部の張りや痛み、

・乳房の張りや痛み

・頭痛

・腰の違和感

・手足のむくみ

 

などです。

PMSの種類と割合_edited.png

03.私はPMS・PMDDなの?

PMSの判断基準は、婦人科領域以外の器質的疾患がなく、3か月以上(3周期以上)月経前の様々な症状があり、日常・社会生活に何かしらの支障がある場合は、PMS・PMDDの可能性が高いと考えられています。

​04.PMS・PMDDの原因

PMS・PMDDの原因は、14種類の仮説があると言われています。

月経のある女性に見られることから原因のメインと考えるべきは「女性ホルモン」です。

その他にも神経伝達物質や他のホルモンとの関わりもあるため、現在特に考えられるべき原因

① 女性ホルモンバランスの乱れ

② セロトニン分泌の異常

③ 自律神経の乱れ

の3つです。

① 女性ホルモンの乱れ

決して、あなたの分泌が普通以上に乱れているというわけではありません。

女性ホルモンは、月経周期により分泌量が増減するのは通常の働き。

増減の幅が大きいため、乱れとして表現しているだけです。

むしろ、分泌の増減がないことの方が疾患の疑いが考えられます。

女性ホルモンは大きく2つに分類されます。

卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)

この2つの分泌増減バランスこそがココロとカラダのバランスも調整しています。

どちらが多くても少なくてもお互いの働きに影響が出るため、急激な変化がカラダとココロに表面化します。

月経周期によるそれぞれの分泌量の変化が症状を発現させています。

ちなみに

エストロゲン :排卵前に多く分泌。気分、認知、睡眠、食欲、行動などの調整。

プロゲステロン:排卵後に多く分泌。月経開始1週間前より増え始める。基礎体温上昇、子宮内膜の安定化、乳腺の発達、食欲Up、水分や栄養素を溜め込むなど妊娠に関わるカラダ作りの働きをします。

 

この2つのホルモン分泌は、ココロとカラダの変化だけを起こすのではなく、お互いの調整にも関わっています。

女性ホルモンの分泌変化とPMS_edited.jpg

② セロトニン分泌の異常

セロトニンは「幸せホルモン」と言われている、神経伝達物質の1つです。(内分泌器官からの分泌ではありません。)

こちらも、あなたのセロトニン分泌が異常というわけではありません。

セロトニンの分泌が異常の原因は、いくつかあり、1つ目は、前述した女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)と関りがあります。

というのも、プロゲステロンの分泌が減少すると同時にセロトニンの分泌が減少もしくは働きが鈍くなります。そのため、月経前の黄体期にココロの変化が表れやすくなります。

2つ目は女性はセロトニン合成能力が、男性に比べると52%低いと言われています。

そして3つ目は、腸の汚れです。

セロトニンの90%は腸で作られています。便秘などの便通トラブルを起こしやすい女性は、腸の状態も良いとは言えません。腸が汚れていると、セロトニン合成も出来ないor出来にくい状態になります。

③ 自律神経の乱れ

あなたの自律神経が特別乱れているというわけではありません。

 

まず、自律神経系について。

簡単に言うと無意識下でヒトの健康を支える神経系です。

循環・呼吸・消化・代謝・体温維持など都度指令を出さなくても、カラダは健康を保つように維持をしています。

このコントロールは、脳の視床下部から出されていますが、ホルモンの分泌のコントロールも同じく視床下部から出されています。

そのため、どちらかの誤作動やリズムの変化がお互いに影響を及ぼしあい、カラダの変化が出やすくなります。

2つの女性ホルモンの分泌変化が大きい月経前(黄体期・高温期)にはカラダの変化が大きくなります。

ストレスや生活リズムの乱れで月経周期が変化するのは、ストレスや生活リズム変化→自律神経の乱れ→ホルモン分泌の乱れとなるためです。

また、ホルモンは血液中に分泌されて、血液中の濃度で分泌コントロールをしています。

分泌量の変化がスムーズに伝わる=血液循環がスムーズであれば、タイムラグが減るので月経周期の乱れなどには影響ははありませんが、血液循環は自律神経系でコントロール。となれば、血液循環がホルモン分泌に影響を及ぼすことから、自律神経系とホルモン分泌系は関わりあっているのがお分かりいただけると思います。

​施術を受けるタイミング

初回は症状が出るころ:排卵期~月経前(黄体期・高温期)ごろがおススメです。

その後は

●初診~3ヶ月:1周期に2回

「ウィメンズ鍼灸&アロマセラピー」 もしくは 「ウィメンズ鍼灸+五行体質別ハーバルスチーム」

〈高温期(排卵日~月経前)〉と〈低温期(月経後半~排卵日)〉の2回 × 3周期間

 

施術内容と症状、そして、生活環境やストレスの関係を把握していきます。

状況によっては、2~3周期プラスになる事もございます。

五行体質別ハーバルスチームではカラダの芯をしっかり温め、本来の自己治癒力をUp・維持が期待できます。

●3ヶ月以降:1周期に1回

「ウィメンズ鍼灸&アロマセラピー」 もしくは 「ウィメンズ鍼灸+五行体質別ハーバルスチーム」

 

〈高温期(排卵日~月経前)〉の1回がベスト

症状がツラいときや初診~3ヶ月(3周期)の間に把握した、生活環境やストレスと症状により、タイミングを計っていきます。

​具体的な施術方法とアロマ

お腹に触れて冷えや硬さ、触れたときの違和感などをチェック。

女性の基本経穴(ツボ)へのお灸とお悩み症状に関わるツボや経絡に触れてお灸や鍼をするツボや場所、回数、置鍼時間などを決めます。

生活習慣の改善や栄養(食事)指導、ストレッチ指導を行います。

 参考)女性基本経穴(ツボ):三陰交、血海、子宮、気海など

    PMS/PMDDにおススメのAroma精油:ゼラニウム・クラリセージ・ラベンダー・スィートオレンジなど

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使用するお灸や鍼は、鍼灸経験や部位によって合うものを使用します。

アロマ鍼灸_edited.jpg

ストレスが強い場合は、頭部への鍼灸治療をプラスします。

​鍼灸が苦手な方、冷えが強く出ている時には、刺さない鍼やホットストーン、アロマなどへの切り替えもしくは施術に組み込みます。

骨盤内温めアロマトリートメントや五行体質別ハーバルスチームをご提案する場合があります。(月経期は除く)

ホットストーンマッサージ
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