鍼灸治療
あなた本来のバランスを取り戻す、心と体に寄り添う東洋医学の知恵。
ココロとカラダを調える本格鍼灸治療




01.鍼灸とは 〜女性の心と体に寄り添う東洋医学の知恵〜
鍼灸(しんきゅう)治療とは、数千年の歴史を持つ東洋医学に基づいた自然療法で、私たちが本来持っている自然治癒力を引き出すための伝統的なアプローチです。
東洋医学では、身体の不調を単なる「病気」としてではなく、「気・血・水のバランス」や「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」の乱れとしてとらえます。
私たちのカラダは、氣(エネルギー)・血(血液)・水(体液)がバランスよく巡ることで、健やかに保たれています。
しかし、ストレスや冷え、過労、加齢、月経などの影響により、そのバランスは崩れがちに。
鍼灸では、鍼(はり)やお灸を用いてツボにやさしく刺激を与えることで、この巡りを整え、自律神経の調整やホルモンバランスの安定、免疫力の向上などを図ります。
鍼灸の効果 〜女性の悩みにこそ、やさしく働く〜
東洋医学における「証(しょう)」という診断概念をもとに、同じような症状でも体質やライフスタイルに応じて一人ひとりに合わせた施術を行います。
たとえば同じ“冷え”や“生理不順”でも、その根本が
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気の巡りが滞っているタイプ
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血が不足しているタイプ
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水分代謝が乱れているタイプ などによって、使用するツボやアプローチが変わります。
特に女性の場合は、月経周期・妊娠・出産・更年期など、ライフステージごとに心身の変化があります。鍼灸はそれぞれの時期に寄り添い、PMS・更年期障害・不妊・慢性疲労・冷え・肩こり・頭痛・睡眠トラブルなど、幅広い悩みに対応します。
東洋医学の考え方と鍼灸の特長
東洋医学では、以下のような視点から全体を見立てていきます。
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五臓六腑:肝・心・脾・肺・腎の「五臓」と、六腑の働きとバランスを総合的に診る
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氣・血・水の巡り:体内のエネルギーや栄養、体液の循環のバランスを見る
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虚・実(きょ・じつ):機能が不足しているのか、過剰になっているのかを見極める
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性別・体質・月経周期:女性特有のリズムや状態に応じて丁寧に判断
また、根底には「天人合一(てんじんごういつ)」「心身一如(しんしんいちにょ)」という思想があり、自然と人、心と身体はひとつのものという考え方が流れています。
そのため鍼灸治療は、症状だけでなく“人全体”を診る全身療法。不調の背景にある根本的な原因を探りながら、あなた本来の健康を取り戻すお手伝いをいたします。
鍼灸で、やさしく調える「あなたらしい健康」
Pranaでは、落ち着いた空間で心と身体にやさしく寄り添いながら、あなたの中にある本来の治る力=自然治癒力を丁寧に引き出していきます。
「最近、なんとなく疲れが抜けない」「病院では異常なしと言われたけど不調が続いている」そんなお悩みこそ、東洋医学と鍼灸の出番かもしれません。
あなたが本来のリズムを取り戻し、「自分らしく心地よく生きる」ための一歩を、ぜひ鍼灸で。




02.初めての方も安心。丁寧なカウンセリング
鍼灸治療では、施術前のカウンセリングがとても大切です。身体だけでなく、日々の生活・心の状態までトータルで伺います。
鍼灸カウンセリングでお聞きすること
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不調や症状の経緯(いつから・どんなときに悪化するか)
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痛みの種類(ズキズキ、シクシク、締め付け感など)
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仕事環境(デスクワーク、立ち仕事、夜勤など)
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睡眠(眠りの質や時間帯)
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便通や食欲、食の好み
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生活リズムや習慣
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服薬・サプリ・既往歴・通院の有無
女性の場合
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月経周期・期間・経血の状態
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おりものの有無や色
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妊娠・出産経験
さらに、お腹の硬さや冷えをみる「腹診」、脈の状態を診る「脈診」など、東洋医学ならではの身体チェックも行います。
コリや痛みがある場合
必要に応じて、徒手検査(筋肉や神経の状態を診る動作検査)も実施します。痛みの原因が鍼灸で対応可能かどうかを丁寧に確認しますので、無理な施術は一切行いません。






【 不調の「背景」に目を向けて、あなたの体質・お悩み解決に最適な鍼灸を提案します 】
03.鍼とお灸について
初めての方でも安心して受けられるよう、症状や体質、経験に応じて最適な鍼とお灸を選んで使用します。
鍼(はり):
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髪の毛ほどの細さで痛みはほとんどありません
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症状に応じて太さ・長さ・部位を使い分けます
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刺さない鍼(てい鍼・ローラー鍼・散鍼)も選べます
灸(きゅう):
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温かさの強さを調整した「温灸」や「台座灸」を使用
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心地よい温かさで、体の奥までじんわりアプローチ
【 初めての方も「痛くない・怖くない」やさしい鍼灸から始められます 】
04.治療の流れと料金
当院では、初めての方でも安心して受けていただけるように、明確でわかりやすい施術の流れと料金体系をご用意しています。
施術の流れ(初回・再診共通)
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カウンセリング(問診)
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お着替え
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徒手検査・動きのチェック
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腹診・脈診
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鍼灸施術
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お着替え
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アフターカウンセリング(自宅ケアのアドバイスなど)
料金(税込)
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施術時間:約50分/6,600円
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初回または前回より3ヶ月以上空いた場合はカウンセリング+検査(約15分)追加:+1,650円
オプション
症状に合わせたオーダーメイドケアの人気です。
【 料金は明瞭。その日の体調に合わせた完全オーダーメイド施術 】
05.鍼灸よくある質問
Q.鍼は痛くないの?
A.鍼治療で使用する鍼は、直径0.1~0.25㎜の細さで先は丸くなっており、皮膚や筋肉の組織を分けて入っていきます。鍼治療の経験や治療に必要なツボやその場所(部位)によって適した太さと長さを使用します。
ちなみに髪の太さは0.05~0.15㎜、平均0.08㎜、注射針は、0.4~0.8㎜で血管や皮膚を切る形状となっています。
Q.お灸はどんな感じ?
A.灸治療で使用するお灸は、厚紙の上にもぐさが乗った台座灸を使用します。お灸の経験やツボや部位により熱のレベル別のお灸を使用します。厚紙も熱さ緩和となるため、心地良い温かさです。
症状のお悩み具合やホルモンバランスによって、熱さの感じ方が変化しますので、随時、お声がけをしております。熱さと効果は比例しませんので、我慢せずに熱い場合はすぐにお声がけください。
Q.どんな人が来ていますか?
A.PMSや更年期症状、生理不順、生理痛、睡眠トラブル、美容にお悩みの女性の方に多くご利用いただいています。既に他の胃長期間に通院中で服用の薬を止めたい・徐々に減らしたい、薬に頼らず改善していきたいと思われている方が多いのも特徴です。
Q.どんな症状に効きますか?
A.鍼灸治療は様々な症状に効果が期待できる治療方法で、
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神経痛、神経麻痺、しびれ、頭痛、めまい、不眠、自律神経失調症などの神経系疾患
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腰痛、関節痛、五十肩、腱鞘炎、外傷の後遺症などの運動器の疾患
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胃炎、消化不良、胃下垂、胃酸過多、下痢、便秘などの消化器系の疾患
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貧血、糖尿病、バセドウ病、痛風などの代謝内分泌系の疾患
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高血圧、低血圧、動悸、息切れ、動脈硬化などの循環器系の疾患
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生理痛、月経不順、不妊、冷え性、更年期障害、乳腺炎などの婦人科の疾患
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脳梗塞や脳出血などの脳血管疾患の後遺症
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頸椎捻挫後遺症(むちうち症など)
があげられます。
また、WHO(世界保健機関)が有効であると認められた疾患については以下になります。
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関節炎、リウマチ、頚肩腕症候群、頚椎捻挫後遺症、五十肩、腱鞘炎、腰痛、外傷の後遺症(骨折、打撲、むちうち、捻挫)など
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神経痛、神経麻痺、痙攣、脳卒中後遺症、自律神経失調症、頭痛、めまい、不眠、神経症、ノイローゼ、ヒステリーなど
です。