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​睡眠トラブル・不眠症など

〈 寝むれない・目が覚める・寝た気がしない・日中眠い 〉

「疲れているのに眠れない…」

「夜中に何度も目が覚める」

「夢が多い」

「スッキリ起きられない…」

「薬なしで眠りたい…

そんなお悩み、ありませんか?

睡眠のトラブルは、仕事や家事のパフォーマンス、生理やお肌、ココロ

にも影響していしまいます。

​01.東洋医学からみる睡眠トラブルの原因

東洋医学で、不眠は「不寐(ふび)」と言われています。

五臓の中でも、「肝」「心」「脾」の臓腑、氣血水は主に「氣」の機能不調が関係していると言われています。

五臓の働き・氣血水のバランスは、もともとの体質+日々の生活+自然環境の影響を受けます。

現代で言うならば、

・スマホの見過ぎ

・運動不足

・食生活の乱れや偏り、ダイエット

・精神的ストレス

・ホルモン分泌の変化

・季節の変化や気候変動

​などが睡眠トラブルの原因となります。

睡眠トラブル_五行_edited.jpg

​02.Pranaの睡眠トラブル改善施術特徴とPoint

​​ ​睡眠薬のように“眠らせる”のではなく、「ココロとカラダを眠れる状態に調える。心地よい眠り」

に導く“オーダーメイド”

毎回のカウンセリングによりココロとカラダの状態に合わせて組み立てます。

🔹鍼灸治療

​特にお悩みの睡眠トラブルの状態(寝付けない・夜間目が覚める・夢が多いなど)から原因に合ったツボ・経絡へ施術を行います。

特に氣の流れに関わる肝の機能調整のため足先や頭皮、背部への鍼治療が多いのが特徴です。

氣の流れる方向やリズムが調うことでさらに「血」や「水」の巡りも調い、スムーズかつ快適な睡眠につながります。また、睡眠エネルギーを作るツボや経絡には鍼だけでなくお灸も行います。

充分な睡眠をとれないカラダ(特に骨格筋)は、チカラが入り緊張をしているため、頭痛・肩こり・腰痛などの痛みやコリの症状を感じやすくなります。

カラダの緊張を緩めるために痛みやコリが現れている筋肉自体にも鍼やお灸を行います。

  • 使用する代表的なツボ:基本経穴(ツボ):太衝、陰陵泉、三陰交、血海、霊台・神門など

  • 置鍼時間:約5〜15分。副交感神経を優位に

*置鍼時間とは、刺鍼した鍼を一定時間置いておく療法時間のこと。刺激の調整のほか、血行促進、筋肉の緊張緩和、鎮痛効果、自律神経の調整などが期待できます。

 

🔹アロマセラピー カウンセリングにより香りを選んでいただき、睡眠トラブル状況とお越しいただいたときの月経周期に合わせた調香を行います。そのため、毎回、香りの印象や好みを伺ってから調香します。

  • 精油:ジュニパー・ローズマリー・ユーカリラジアタ・オレンジスィート・ラベンダー・サンダルウッドなど

  • 手技:リラックスアロマセラピー・リンパドレナージュ(氣血水の流れを促進・調整・維持)・筋膜リリース(緊張した筋肉を緩め、痛みやコリの解消・予防)経絡トリートメント(対応臓腑の経絡上に部分的に取り入れることで、対応臓腑の機能を調整)ホットストーンを使用することもあります。ストレスケアにヘッドマッサージも行います。

 

​​​​​​

🔹五行体質別よもぎ蒸し

  • 東洋医学的な体質チェックとカウンセリングを基に5つの体質別ブレンドから1つを使用します。

*WHO(世界保健機関)のレポートでも、「鍼が有効・有益あるいは有望である可能性が示唆されたことのある疾患・症状」の1つとして「不眠」があげられています。

​03.あなたの睡眠トラブルの原因は?

下のチェックで、当てはまるものが多いタイプを見つけてみましょう。

タイプは1つとは限りません。元々の体質やお悩み期間、他のお悩みとの関係で複合タイプになります。

​A

□イライラ、モヤモヤしやすい

□寝る前に考え事が止まらない

□胸やお腹が張る感じがある

​ ⇨ イライラを思い出して眠れないタイプ

C

□体がだるく疲れやすい

□眠りが浅く夢をよく見る

□朝、寝た気がせずスッキリしない

​ ⇨ 疲れているのに眠れないタイプ

​B

□寝るときに頭が冴えて眠れない

□イライラや焦りで余計に寝られない

□胸や喉がつかえる感じがある

​ ⇨ 寝つきも悪いし、途中で起きちゃうタイプ

D​​

□眠りはじめは良いが途中で何度も目が覚める

□肩こり・頭痛がある

□生理痛や経血の塊が気になる

​ ⇨ 冷えて眠れないし、変な夢を見やすいタイプ

E

□夜中にトイレで起きることが多い

□むくみやすい

□雨の日に体調が崩れやすい

​ ⇨ 夜中のトイレやカラダが重ダル不眠タイプ

💡 チェックの多いタイプが、あなたの今の体の傾向です。
トラブルの原因は季節やストレス、年齢によって変わることもあります。

今のあなたの体の“声”を知ることで、ケアの方向性が見えてきます。

​04.睡眠トラブル原因別改善BestPlanと原因解説

A:「ストレス解除!カラダの隅々に良い氣よ届け!」

▶Best Plan:鍼灸&アロマ120分

ストレスや氣の巡りをUP、リンパドレナージュで更に巡りを後押し&カラダへ記憶させる気巡り改善プラン。

▶原因:ストレスや冷え、運動不足など

特にストレスは氣の巡りを停滞させるもっとも大きな原因。

氣が動かない → 血水が動かない → 体の隅々に届かない → 全身の機能が低下…の悪循環に。

イライラする出来事をつい思い出し、とにかく寝つきが悪く、頭が休まらない。日ごろから喉の辺りのつかえ感や生理周期に関わらず情緒不安定になることも。

東洋医学では、氣の巡りが悪い状態で、氣滞(きたい)と言います。

寝つきが悪い_edited.jpg

B:「上昇しすぎた氣よ元の流れへ!落ち着いたココロとカラダに!」

▶BestPlan:アロマフェイシャル90分

上昇した氣で凝り固まった頭部・胸周りの緊張をアロマフェイシャルで心地よくゆるめて、上昇傾向の氣をダウン。自律神経を調えるリラックス系のアロマで背中をほぐして、軽やかに。心地良い眠りへ誘うプラン。

原因:過労、睡眠不足、甘い物や冷たい物が好き、加齢など

本来、氣は上から下への流れ、全身へ。過労で上へ上がるのみで行き場を失い、その場で勝手に下がるという逆流状態。流れを作るパワーも不足気味が逆流を加速させます。また、甘い物は、水を引き寄せやすく、過剰な水は下に溜まり、氣の動きを悪化(異常な上昇)させます。

何度も目が覚める、夜ののぼせやほてり、ソワソワする、げっぷが多いが特徴。

東洋医学では、氣の流れが逆流し、上部に溜まっている状態で、氣逆(きぎゃく)と言います。

C:「睡眠栄養をしっかり吸収!目指せ!お休み3秒💤」

▶Best Plan:鍼灸&アロマ90分

エネルギーを作り、吸収するための胃腸に調え、心穏やかにする鍼灸と消化を助けて流れを作る香りによるアロマセラピーで睡眠のための栄養を吸収し、寝つきと睡眠の維持が出来るカラダプラン

▶原因:食生活の乱れ、疲労、胃腸不調や妊娠中や生理中など

栄養不足や偏りは、氣を作り出すことが出来ません。胃腸トラブルは、消化代謝が出来ず、氣血を作り出せません。血を排出する生理や出血を伴う出産は、完全に血が足りない状態です。そのため、睡眠エネルギーが不足します。

寝た気がしない・寝汗がひどい・夢が多い・いつも疲れている・多汗が特徴。

東洋医学では、とにかくエネルギー不足の状態で、氣血両虚(きけつりょうきょ)と言います。

寝汗 女性 不眠 睡眠トラブル.jpg

D:「滞りをスッと消して、良い夢見ながら、ぐっすり眠る!」

▶Best Plan:よもぎ蒸し+鍼灸&アロマ60分

温活×血の巡りUPの王道ケア。硬く凝り固まった滞りをほぐして流す鍼灸と流れをサポートする香りと手法のアロマセラピーで血の巡りを改善して、深い眠りへ導くプラン

▶原因:ストレスや運動不足、冷えなど

氣の流れを滞らせるストレスに更に運動不足や冷えで動きが悪化。血の巡りにも影響し、ながれがわるくなっている状態。栄養素などを多く含む血は、流れるスピードが遅いと固まりやすくなります。

​また、冷えは、血管を細くしてしまうため流れを悪くしてしまいます。

眠りが浅い、寝た気がしない、途中で目が覚める、肌トラブルが特徴。婦人科系疾患を抱えている方も多い。

東洋医学では、血の巡りが悪く滞っている状態で、血瘀(けつお)と言います。​​

E:「余分な水分をしっかり排出!朝までぐっすりトイレ知らずの睡眠!」

▶Best Plan:鍼灸&アロマ90分+よもぎ蒸し

水の巡りUpと余分な水の排出力Upの鍼灸と代謝Upの香りとデトックスアロマセラピーでむくみスッキリカラダもワンサイズダウンで朝までぐっすり眠れる身体になるプラン

▶原因:水分代謝の低下、水分やアルコール、甘い物、塩分の摂りすぎ、運動不足、冷えなど

冷える・下に溜まる性質を持つ水。その水の動きが滞っている状態。

摂取量が多いことはもちろんですが、砂糖や塩は水を引き寄せるため、より一層過剰になりやすい。

水は筋肉によっても動きを得るため、運動不足や筋力不足は、水の滞りを加速させます。

眠れない・夜中のトイレ・何度も目が覚める・むくみ・夏も冷え症が特徴

東洋医学では、カラダが余分な水分でいっぱいの状態、水滞(すいたい)と言います。

冷えて眠れない 不眠 睡眠トラブル.jpg

​05.お客様の声

仕事のストレスや年齢的な変化からか、ずっと眠りが浅く、夜中に何度も目が覚めていました。でも鍼灸とアロマセラピーを組み合わせたケアを受けるようになってから、少しずつですが、朝の目覚めが楽になってきて。心も体も整う感じがしていて、今では毎週のメンテナンスが私の癒しタイムになっています。(40代/会社員)

妊活を始めるにあたって、なるべく薬に頼らず体質を整えたいと思い、鍼灸とアロマを受け始めました。数ヶ月続けてみて、冷えやPMSの症状がやわらぎ、以前よりも体が軽く感じるようになって。今では医師とも相談しながら、薬を徐々に減らせる状態になってきました。自然な方法で自分の力を高められている実感があります。(30代/会社員)

▶その他のお客様のお声 Voice

​06.よくある質問

Q. 鍼が初めてで不安です。
A. 髪の毛ほどの細さで、ほとんど痛みはありません。アロマだけの施術も可能です。方法はご提案いたしますので、心地よく感じる施術をお選びください。

 

Q. 何回くらいで眠れるようになりますか?
A. 体質や状態によりますが、多くの方は、2~3回前後で変化を感じ、「薬の量が減った」「よく眠れるようになった」「寝つきが早くなった」とおっしゃる方が多いです。生活リズムのズレやストレス具合によっては睡眠に与える影響は異なりますので、継続ケアがおすすめです。

Q.どんなタイミングで治療を受けたら良いの?

A.どのタイミングでも大丈夫です。現在、他の医療機関に通院中の方、入眠剤などを服用中の方も併用は可能です。よもぎ蒸しを希望の場合は、生理期はお受けいただけませんので、予めご了承ください。

Q.鍼灸治療だけじゃダメ?

A.症状の改善が見られメンテナンス時期、お時間が限られている時には鍼灸治療だけでも大丈夫です。メンテナンス時期でも季節や生理期に症状が強く出た、ストレスが多かったなど生活習慣などの変化によっては、アロマや五行体質別よもぎ蒸しをプラスすることをおススメしています。施術方法が大事と言うより、ケアの継続が大事です。

​​

Q.どのくらいの頻度がベストですか?

A.最初の2~3ヶ月は、週1~10日に1回。不調が現れているマイナスの状態の「氣血水」の機能を「0(ゼロ)=標準」までUpし、維持するチカラをキープできる状態を作ります。

その後は2~3週間に1回、そして、メンテナンスとして1ヶ月に1回と間隔をあけていくことを推奨しています。

​仕事の関係で無理な場合でも、継続が肝心です。調子の悪い時のみの治療はかえって改善を遅らせ、結果的にコスパもタイパも悪くなります。

Q.睡眠トラブル以外の悩みもありますが、同時に可能ですか?

A.もちろん可能です。Pranaの施術方針は全身調整です。睡眠トラブルをメインに他のお悩みに届くツボや経絡の選定の他、アロマセラピーの香り選びで、トータルアプローチを計ります。

▶現代医学から見る睡眠トラブル

不眠症は、日本人成人の約20%が抱えており、世界中でも数億人、世界人口の10~30%が悩まされている症状です。

 

現代医学では不眠症としては次の4つのタイプに分類しますが、複合型もあります。

①入眠障害:寝つきが悪い(布団に入った後2時間以上眠れない)

②睡眠維持障害:途中何度も目が覚める、目が覚めた後に眠れない

③早朝覚醒:早くに目が覚めて、その後眠れない(希望する時間より2時間以上早く目が覚めて、その後眠れない)

④熟眠障害(睡眠時間の割にぐっすり寝た感じがしない)

​​

現代医学的な原因は、日中の生活リズムや寝る前の環境などが大きく関わるとされており、

①ストレス②ブルーライト③生活習慣の乱れ④環境の変化⑤アルコール・カフェイン・たばこ⑥疾患

が考えられています。

寝ながらスマホ 不眠 睡眠トラブル.jpg
酒 タバコ.jpg

睡眠トラブル、女性に多いのはなぜ?

睡眠トラブルは女性に多く見られます。厚生労働省の調べでは、

「一般成人の30~40%何らかの不眠トラブルを抱え、女性は男性に比べ、約1.4倍」と言われています。

女性は、月の周期および、一生の周期による女性ホルモンの変動があるからです。

・月経前:ホルモンの変化により眠気や不眠が生じる

・妊娠中:ホルモン分泌の変化や体調、体型の変化で睡眠の質が低下

・更年期の睡眠障害:女性ホルモンの急激な減少が自律神経の乱れを引き起こし、不眠につながる

ホルモンは脳の指令によって分泌されますが、急激な変動があると自律神経にも影響を与えます。

自律神経とホルモン分泌を調整する脳の部位は密接に関係しており、そのバランスが崩れることで睡眠トラブルが発生しやすくなります。

月経前・妊娠中・更年期では、ホルモンの変動が大きい時期のため、睡眠トラブルを引き起こしやすくなります。

特に、更年期では、ホルモンバランスの急変により他のホルモン分泌も不安定になり、ストレスや環境の変化と重なることで睡眠の質が大きく低下する方が急増します。

 

睡眠は、1日の約1/3~1/4を占め、起きている間のリズムや思考、体力に大きな影響を与えます。

睡眠トラブルは意識せざる負えないヒトは、睡眠のリズムを調えることが毎日の生活だけでなく人生を豊かにするポイントの1つであることは確かなことです。

現代女性は、ライフステージ毎の役割が多彩かつ変化があり、伴うストレスの種類も多彩です。

ホルモン変で起こる影響をコントロールすると同時に、自律神経に大きな負担をかけるストレスマネージメントを上手に行うことにも必要と言えます。

睡眠トラブルの影響

睡眠は、脳のメンテナンス時間。

すなわちココロとカラダのメンテナンス時間です。

そのため、睡眠トラブル・不眠症から引き起こされるココロとカラダに様々な影響が報告されています。

 

①メンタルの不調:うつ病、不安神経症、神経過敏、攻撃性が強くなる、集中力の低下など

②循環器系の不調:高血圧、心疾患、脳疾患、認知症、体重増加や肥満などの身体への影響

③ホルモン分泌異常:糖尿病、PMS/PMDD、月経困難症の悪化など

④免疫力低下:睡眠時間が6時間未満の場合、7時間以上と比べ感染症の発症が約4倍

⑤太りやすくなる・肥満:食欲を抑えるホルモン「レプチン」の分泌低下と食欲亢進ホルモン「グレリン」の上昇

⑥QOLの低下:筋肉痛や肩こり、頭痛、胃もたれなど不定愁訴が増え、QOL(Quality of life)が低下

⑦認知機能の障害:記憶の定着、増強に影響。就寝時間が遅いor睡眠不足の児童の学業成績の低下

⑧脳の老化:アルツハイマー型認知症の原因物質「アミロイドβ」が蓄積しやすくなることで脳能萎縮が進行しやすい

⑨判断力の低下:理性的な思考や行動を司る脳の前頭葉・盗聴用の活動が低下しやすく、判断力、意思決定能力などの低下

⑩肌・毛髪トラブル:成長ホルモンの分泌が低下による、肌荒れやニキビ、抜け毛など

など多岐に渡ります。

これらの症状は、睡眠の不足だけでなく質からも影響を受けます。

​必要な睡眠時間と良質な睡眠をとれるようにしましょう。

​睡眠3要素

睡眠の3要素として

①睡眠時間数

②睡眠時間帯

③睡眠の質

があります。

①睡眠時間数

必要な睡眠時間は、2~3時間でも充分なショートスリーパーや10時間以上必要なロングスリーパーと個人差が大きいのが特徴です。

7時間を基準に平均6~8時間くらいとなります。

​基準の7時間±15~30分を行い、ご自身にあった時間を見つけると良いでしょう。

②睡眠時間帯

ご自身だけでなくご家族のいる方は、生活リズムの調整が難しいところですが、21時~7時の間に取れることを推奨します。特に23時~4時は熟睡できると良いですが、遅くても0時には入眠しているように調えられると良いです。

③睡眠の質

リズムとホルモン分泌が睡眠の質を上げます。

リズムとは、レム睡眠とノンレム睡眠。

特にノンレム睡眠は脳の休息の唯一の時間。ノンレム睡眠が少ないと日中の眠さに繋がり、ホルモン分泌にも影響が出ます。

睡眠3要素

​腸が導く良質な睡眠

〈睡眠トラブル・不眠症全般に〉

良質な睡眠のために、日頃、意識的に行えることとして、の3要素として「腸活」「栄養」があります。

なぜなら、睡眠に重要なホルモンおよび神経伝達物質は、成長ホルモンとセロトニンとメラトニンです。

この3つの物質は密接に関係しています。

セロトニンからメラトニンが合成され、メラトニンの分泌により成長ホルモン分いつが促されます。

最初の入り口であるセロトニン

幸せホルモンと言われる理由は良質な睡眠につながることにも由来してると考えられます。

そのセロトニンの原料は「トリプトファン」というアミノ酸で、体内では作ることが出来ない必須アミノ酸です。

​トリプトファンが多く含まれている食品は豆類や玄米、ナッツ類です。

眠りに誘うのは、セロトニンから合成されるメラトニンです。

メラトニンは活性酸素を除去する働きもあります。

活性酸素は、適量であれば病原体やがん細胞を攻撃するという免疫機能に欠かせない役割を果たすほかに、細胞間の情報伝達や遺伝子発現の調整などの重要な役割も担います。

過度な運動や浴びすぎた紫外線、ストレスからの活性酸素は適量を超えてしまうため、メラトニンの大量消費に繋がります。睡眠に影響が及ぼされます。

睡眠時に分泌される成長ホルモンは、身体の細胞などの修復を行います。

傷ついた細胞の修復が間に合わなければ、倦怠感と言う感覚が引き起こされます。

最初の入り口セロトニンをしっかり作りメラトニン生成につなげ、細胞の修復をする成長ホルモンも作ることが、ココロとカラダにとっての良質な睡眠になります。

そのセロトニンは、約90%が腸で作られます。

そのため、「腸活」が睡眠のカギになります。

栄養を吸収する土壌=腸を調えることが近道ではありますが、バランス及び効率良くそして腸に負担をかけない栄養の摂り方をすることでも良質な睡眠の1歩です。

〈3大栄養素:糖質〉

3大栄養素:糖質・脂質・たんぱく質はカラダを作る源。

まずは、この3大栄養素をしっかり摂りましょう。

手軽な方法として、主食に「米」を取り入れるです。米は添加物もなく過多なカロリーもない。日本人の消化に適した食材で、小麦の様にアレルギーが少ない利点もあります。

 

特にストレスを多く抱えている方は、糖質を多く消費しています。

ストレス時の不眠メカニズム

① 糖質の消費が激しい→血糖値が上がらない→アドレナリンから分解して血糖値を上げる→低血糖になる→睡眠トラブル・不眠症

② 糖質の消費が激しい→血糖値が上がらない→アドレナリンから分解して血糖値を上げる=副腎疲労→慢性の倦怠感

①②が重なるため、長期的かつ慢性の疲労感は半端ないと思います。

改善方法としては、

①食事中の糖質摂取量を増やす

②寝る前にはちみつや黒糖を1スプーン摂取する

です。

〈3大栄養素:脂質

ホルモンや細胞の原料でもある、脂質も良質なものを摂ることで良質なホルモン・細胞に生まれ変わります。

食欲や脂肪の合成を抑制したり、脂肪の蓄積や消費を増やしたりする作用中性脂肪を分解するエストロゲン分泌減少する更年期の方、すでにコレステロールや中性脂肪値が気になっている方、PMS/PMDD、生理不順などにお悩みの方は、良質な脂質の摂取をお勧めします。

〈3大栄養素:たんぱく質

セロトニンの原料トリプトファンはアミノ酸の1つ。そのアミノ酸がたくさん集まってできているのがたんぱく質です。トリプトファンを含むたんぱく質を摂ることが、良質な睡眠及び細胞、ホルモン作りに必要です。

様々なたんぱく質を摂ることで様々なアミノ酸が摂取出来ますが、動物性たんぱく質は植物性たんぱく質に比べて消化に時間が掛かるため、胃腸に負担になります。

植物性>動物性の摂取と食事時間の工夫、咀嚼が必要です。

 

特に動物性たんぱく質は消化時間を考慮して就寝3時間前まで、朝昼食事メイン、1度に大量に摂らないようにしましょう。

睡眠時は、脳やカラダ・細胞を作る・リセットする時間です。

セロトニン生成だけでなく、脳や細胞のためにもカラダを作る「3大栄養素:糖質・脂質たんぱく質」はしっかり摂り、「3大栄養素」を代謝する「ビタミン」「ミネラル」「酵素」も摂ることもお忘れなく。

元気な腸
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