マタニティ―
〈妊娠期のマイナートラブル 〉
01.妊娠期のココロとカラダの変化
妊娠すると胎児の成長と共に、ママのココロとカラダが大きく変化します。
〈 妊娠初期 〉
カラダの見た目の変化はあまりありませんが、つわりによって、食生活が変化するため、栄養摂取の状況により、お肌トラブルや顔色などの変化はあるかもしれません。
つわりは、水分摂取にも影響します。かくれ脱水などを注意しましょう。
体を動かすことがツラい場合もあり、浮腫みなどの症状に悩む方も。
水分摂取不足とホルモンの影響で便秘に悩む方が多くなります。
〈 妊娠中期 〉
つわりが落ち着いてくるころ。
同時にお腹の膨らみ始めるため、徐々に体の重心が変化します。
そのため、腰痛や肩こりなどの症状に悩む方も増えてきます。
〈 妊娠後期 〉
胎児の体重が増加すると同時に、ママの体重も増加するため、息切れや動悸なども起こりやすくなります。
重心のズレはさらに大きくなり、また、骨盤の開きなどにより、腰痛や肩こり、背部痛などが強くなります。
骨盤の開きなどは、恥骨痛などを感じる方も。
また、腹部の圧迫により、胃もたれやトイレが近い、浮腫みや睡眠の質が落ちることがあります。
妊娠中はカラダの変化が大きいため、カラダのラインなどを気にする方が多く、体重の増減に敏感になりやすい。また、体調管理に対して神経質になる方もいらっしゃるので、自然体を心がけるようにしましょう。
妊娠中の変化に正解不正解はありません。身体の変化も第1子、第2子と異なります。変化を楽しむ余裕を持ちましょう!
02.妊娠期のマイナートラブル
①つわり
妊娠初期の5週目くらいから始まり12週くらいには自然消失する症状。妊婦さんの50~80%に見られるが、辛さや期間の個人差が大きく、また、第1子、第2子で違うなどもあります。
原因は、ホルモン・自律神経・アレルギー・メンタルなどが関わっていると考えられていますが、明らかになっていません。
注意したいのは、母体に栄養障害をきたすような重度のつわり。
脱水に注意し、食事をこまめに摂るほか、医療機関での輸液療法(電解質やブドウ糖、ビタミン剤の点滴)、ストレス軽減の対策をとりましょう!
②頻尿・尿もれ
妊娠中は大きくなった子宮による膀胱の圧迫と、循環血液量の増加による尿量の増加の影響で、頻尿や尿もれになることがあります。妊娠中は夜間にトイレで目が覚めやすくなりますが、出産後は改善されます。
妊娠中の尿もれは珍しいことではなく、治療を要することはほとんどありません。注意が必要なことは、尿もれと破水の区別がつきにくいことです。尿もれと思っていたものが、数日後の診察で破水と判明することがあります。流れている感じが続くなど、気になる場合は医療機関に相談しましょう。
③便秘
妊娠中は便秘になりやすく、もともと便秘ではない人も妊娠後に便秘になることはよくあります。妊娠中はプロゲステロンというホルモンが分泌され、腸の動きが抑えられるためです。この状況が出産まで続くこともありますが、出産後は少しずつ便秘が改善されます。
便秘の予防には、水分、食物繊維を多く含んだ食品(根菜など)や発酵食品を積極的に摂ることと適度な運動が大切です。それでも便秘が改善されない場合は、妊婦健診で相談しましょう。必要に応じて下剤(酸化マグネシウムなど)が処方されます。
④痔
妊娠や出産をきっかけに痔になることは少なくありません。便秘で便が硬くなり、排便時に息むことが多くなると、肛門周囲の血管がうっ血し、痔になります。外痔核や切れ痔は痛みや腫れを伴います。
痔の予防には、まず便秘を防ぐことが大切です。規則正しい生活や食事を心がけ、場合によっては下剤を使用して対処しましょう。痔の痛みや腫れが強い場合は妊婦健診で相談しましょう。必要に応じて痔の薬(軟膏)が処方されます。出産後、痔は徐々に軽快します。
⑤むくみ
むくみは、体内の水分バランスが崩れることが原因で起こる症状です。本来、細胞の隙間を巡って栄養供給や老廃物の排除を担っている水分が、血流の滞りによって適切に循環しないことでむくみが起きます。
妊娠中は大きくなる子宮によって血管が圧迫されやすく血流が滞りがちです。また、むくみは塩分の取り過ぎや運動不足、ストレスなどが引き金となって起こることもあります。
まだ、お腹の小さな妊娠初期でも、つわりによって食べられるものが限られてしまうと塩分過多によってむくみがでやすくなってしまうことがあります。
⑥貧血
妊娠中は、体内の血液でママと赤ちゃん2人分の酸素や栄養を循環させる必要があります。そのために、妊娠期間中のママの体内では、血液量が通常時の1.5倍に増加します。
このとき、血液をサラサラにする血漿(けっしょう)という成分が多くなり、酸素や栄養を運ぶ赤血球が足りなくなることで、血液がたくさんあるにも関わらず貧血の症状が現れてしまいます。
血液量が増えても、ママと赤ちゃん二人分の酸素や栄養を供給できる赤血球量が確保されなければ貧血としてさまざまな症状が出てしまうのです。
妊婦の貧血は、早産や低体重児出産などを引き起こす可能性があります。妊娠初期から、しっかりと貧血対策をしておきましょう。
03.妊娠期のケアの必要性
妊娠中のカラダの変化は、つわりの原因は解明されてなくても、ホルモンが関わり、自律神経系への影響が関わっていることは明らかです。
カラダの変化によるココロの不安、妊娠による社会的ステータスの変化によるココロの変化など、ココロが大きく揺れ動くことがあります。
04.妊娠期と鍼灸
鍼灸治療は、「カラダの様々な働きのBalanceスイッチを入れる」「カラダの様々なバランスを取り、整える」ことをサポートする療法。
妊活で言えば「妊娠しやすいカラダ作りのサポート」を行います。
妊娠に至るには、特に性ホルモンの生成や分泌バランスが言われますが、ホルモンは性ホルモン以外にもあり、また、体温調整やエネルギー生成や消化・吸収、排泄など様々なカラダの機能が関わっています。
そういった生理機能のバランスを整える働きが鍼灸にはあります。
カラダの機能だけでなく、ココロやメンタルも妊娠には大きく作用します。
そのココロやメンタルを整えることも鍼灸治療は大きく貢献できます。
ココロとカラダのBestBalanceを整えられるように、そして、BestBalanceによって妊娠へつながる様な施術を行います。
05.マタニティ―アロマ
妊娠しやすいカラダ作りには治療以外に必要な事があります。
①ストレス対策
精神的なストレスは、男性女性共に性ホルモンの分泌バランスに大きな影響を与えます。ストレス解消方法は人それぞれ。解消方法はあえて作るものではなく、日ごろの生活の中に既に存在しています。見つめ直してみましょう。
また、妊活事態にストレスを感じないように、進めていくことも必要です。パートナー以外にも担当医師との話し合いもしっかり行いましょう。
②適度な運動
適度な運動は、ストレスを解消します。また、下記にもありますが、冷え対策にもなります。
運動というとハードルが上がる方もいるかもしれませんが、「適度な」運動です。人の基本動作である「歩く」ことも20~30分ほどで全身の血流が促進され、中でも、男性女性共に骨盤内の血流がUpすることで、生殖器官の働きが良くなります。男性は勃起力や射精能力が高まるという報告もあります。
歩く以外でも、階段昇降やヨガ、ストレッチなどもOK。毎日行うことがBestですが、まずは「何かを始める」ことからスタートしましょう。
③冷え対策
冷えは妊娠しやすい身体作りの大敵。冷えることで体液の動きが悪くなるからです。血液や水分などの流れが滞すことで、生殖器官への栄養や酸素が十分に届かず、卵巣機能の低下を招きます。
〈こんな人は注意!〉
✅平熱が36℃ない
✅手足が冷たいのに上半身がほてる(のぼせの状態)
✅お腹はほぼ1年中冷たいもしくはお腹に汗をかきやすい
✅浮腫みやすい
✅肩こり、腰痛、吸痛、月経痛がある
✅冷たい飲み物や食べ物が好きもしくはつい飲食する
✅お風呂はシャワーで済ませることが多い
④栄養
食事のバランスは大事ですが、5大栄養素特に3大栄養素を意識していますか?
性ホルモンをつくるには「たんぱく質」「脂質」はとても重要です。
また、嗜好品によっては、ミネラルやビタミンの不足を招くため、たんぱく質・脂質をしっかり摂っていても、代謝が出来ない場合があります。
特にたんぱく質は体重の1.5倍gの摂取が必要です。(体重50㎏なら、75gです)
コンビニ食や外食は、ミネラルやビタミンが不足しやすくなります。
1食1食が大事ですが、1日もしくは2日間のスパンで摂取した栄養素や量を振り返る癖をつけましょう。
ビタミンやミネラルなどは、サプリメントを利用するのも時には必要です。
血糖値の上昇も気を付けて欲しいことの1つ。血糖値をうまく下げられない「インスリン抵抗性」は「多膿疱性卵巣症候群」を深い関わりがあり、排卵に影響を与えま与えます。インスリンへの影響が大きい血糖値の急激な上昇は、カラダへの負担も大きいので、気を付けましょう。
せっかく摂取した食べ物をしっかり吸収するチカラも必要です。その栄養の吸収は、「腸」が担っています。腸を整える「腸活」が吸収を上げる方法。適した腸活も始めましょう。
⑤嗜好品(タバコ・飲酒・コーヒー・甘い物)
なかなかやめられないものが嗜好品です。タバコ・飲酒・コーヒー(カフェイン)、甘い物です。
どれも、カラダを冷やす要因でもあり、分解するためにビタミン・ミネラルを大量に消費するため、必要なカラダの代謝に使われる分が足りなくなります。
どうしても飲んでしまう時には、「どうして必要なのか?」一度考えてみましょう。
ストレス解消だったり、眠気解消、疲れ回復のためであれば、ストレスや眠気・疲労の元は何か?そこを見直し改めることが必要です。
嗜好品はあくまでもご褒美で。
⑥適正体重・BMI・体脂肪
女性の不妊原因の12%は、肥満または低体重に関連しているとも言われています。太り過ぎは女性ホルモンの分泌が増えますが、痩せすぎの場合は少なくなります。
体重の増減で言えば、性ホルモンへの影響は「3㎏」。太るのは簡単ですが、痩せるのは難しい・・・。
また、BMIも関係します。BMIが30以上は妊娠しにくく、自然流産のリスク因子になると報告があります。
BMI=体重(㎏)÷身長(m)÷身長(m) 日本肥満学会では、BMIは22が適正、25以上を肥満、18.5未満を低体重としています。
体脂肪は、20~25%ぐらいが良いとされています。
日頃の生活の中で出来ることばかりですが、「よくわからない」「続かない」が問題ではないでしょうか?
こういった取り組みは一緒に行っていきます。
苦手なことは?得意なことは?今できることは?
整理しながら行います。
そして、鍼灸アロマ妊活は、整えることを得意とします。アロマ鍼灸で身体のスイッチを入れてサポートを続けても、カラダの中に必要なものがなければ、どうにもなりません。また、不要なものがあっては阻害します。栄養指導や運動指導はこうした観点から行っています。
06.施術を受けるタイミング
月経周期に関わらず、妊活を意識したら即スタート。
他の医療機関などでの妊活併用が可能です。
妊活に早すぎることはまりません。
●1周期に2回がキホン
〈高温期(排卵日~月経前)〉と〈低温期(月経後半~排卵日)〉の2回
おススメコースは
「Lunacycle Therapy」 もしくは 「Oriental Therapy & 五行体質別ハーバルスチーム」
香りによる脳への刺激や鍼灸のツボや伝達経路を利用し、また、五行体質別ハーバルスチームによる温熱療法により全身のバランスを取るスイッチをしっかりONにし、維持をしていきます。
●採卵や移植期について
採卵や受精卵の移植時は、ココロにもカラダにも大きな負担がかかります。
負担=ストレス
ストレスは、妊活には大敵。
そのため、採卵や受精卵の移植後にはソフトなケアでリラックスすることが特に必要です。
おススメコースは
「LunacycleTherapy」 もしくは 「Balance Facail」
07.具体的な施術方法
お腹に触れて冷えや硬さ、触れたときの違和感などをチェック。
月経周期に合わせて、女性の基本経穴(ツボ)へのお灸と骨盤内の血流Upの経穴(ツボ)には、お灸と鍼のセットで行います。
医療機関での治療を併用している場合は、その治療に合わせて、また、基礎体温やその他気になる症状に関わるツボや経絡に触れてお灸や鍼をするツボや場所、回数、置鍼時間などを決めます。
月経の状態(PMSの有無・経血量・月経痛の有無・おりものの状態など)も参考の上、治療を行います。
参考)女性基本経穴(ツボ):三陰交、血海、子宮、気海など
使用するお灸や鍼は、鍼灸経験や部位によって合うものを使用します。
お身体の状態により、ホットストーンやローラー鍼なども使用。
アロマセラピーはココロとカラダの緊張を解きほぐしリラックス効果が絶大です。
コリやハリが強く出ている部位だけでもプラスすることをおススメしています。
《モデルコース1》
プレ妊活(妊活前)、妊活歴の長い方、妊活以外のお悩みがある方
生理期:Oriental Therapy
生理後~排卵期:五行体質別ハーバルスチーム&Oriental Therapy
排卵期~生理前:五行体質別ハーバルスチーム&Luna cycle Therapy120分
《モデルコース2》
妊活以外にお悩み症状がほとんどない、少ない方、年齢的に若い方
シンプルかつ最もコスパが良いのが特徴
生理期:Oriental Therapy
生理後~排卵期:Oriental Therapy
排卵期~生理前:Oriental Therapy
《モデルコース3》
冷えや浮腫み、ストレスが強い方、東洋学的に気滞・血瘀・水滞の方
生理期:Oriental Therapy
生理後~排卵期:五行体質別ハーバルスチーム&Oriental Therapy
排卵期~生理前:五行体質別ハーバルスチーム&Oriental Therapy
《モデルコース4》
妊活歴の長い方、妊活以外のお悩みがある方、40歳以上の方、東洋学的に気滞・血瘀・水滞・腎虚の方
生理期:Oriental Therapy
生理後~排卵期:五行体質別ハーバルスチーム&LunacycleTherapy120分
排卵期~生理前:五行体質別ハーバルスチーム&Luna cycle Therapy120分
《モデルコース5 男性妊活》 2週に1回
OrientalTherapy