フェムケア
「Feminine(女性の)」と「Care(ケア)」を組み合わせた造語、フェムケア(Femcare)
女性の身体や健康のケアをする製品やサービスのこと。
Pranaでの「フェムケア」は
身体だけにとどまらず、ココロの健康のケアのための鍼灸治療・アロマセラピー・ヨガ・食生活アドバイス・デリケートゾーンのケアについてご案内・ご提供しています。
知っているようで知らない自身の身体のこと
考えてみませんか?
フェムケアっていつからするの?
NO.1 おりものって何?
No.1おりものって何?
おりものは、帯下(たいげ)ともいわれ、
卵管や子宮、膣からの分泌物や古い細胞などの老廃物、
外陰部の皮脂腺から出る汗などがまじりあった粘性のある液体で、
膣から分泌されます。
その膣は、外陰部と子宮の入り口をつなぐ場所。
肛門近くにあるため、雑菌が侵入しやすいため、適した環境にしておくおことが必要です。
その膣からの分泌物「おりもの」について見ていきましょう!
おりものの役割
おりものには大きく3つの役割があります。
① 膣内自浄作用
おりものにはデーデルライン桿菌(かんきん)という善玉乳酸菌存在し、通常は酸性。
排卵期以外は、酸性のおりもので膣内を酸性に保ち、
酸性環境に弱い大腸菌などの細菌の侵入や増殖を防ぎ、膣内を清潔に保ちます。
② 受精のサポート
排卵期のおりものは性質が変化。
膣内を若干アルカリ性に変化させることで
酸性に弱い精子の侵入を助け、精子をスムーズに子宮に到達させます。
③ 潤いプルプル
膣内の潤いを保ち、粘膜を守ります。
ちょっと不快なおりものですが、
「雑菌から守る!」「妊娠しやすい状態にする」「膣の粘膜を潤す」
など重要な役割があります。
正常なおりもの
おりものから膣内環境を知ることが出来ます。
月経周期によって状態や量は変化しますが
健康な膣から分泌させるおりものはどんな状態でしょうか?
① 透明~乳白色
おりものは、透明~乳白色をしています。
ただし、時間が経つと酸化してクリーム色に変化することがあります。
稀に排卵期の排卵出血によりピンク色や
血液の混じった状態になる事もあります。
② やや酸っぱい香り
膣内に存在するデーデルライン桿菌は善玉の乳酸菌。
そのため、少し酸っぱい香りがします。
③ 量は変化する
月経周期によって分泌される量は変化します。
おりものシートで間に合う場合は正常量です。
ただし、女性ホルモンが減少する40代後半はおりものの量も減少します。
膣内環境ではありませんが、冷えにより分泌量は増える傾向があります。
④ サラッ~ドロッ
月経周期によって粘性も変化します。
排卵直前は、精子が子宮内に入るサポートをするため特に粘性が上がります。
おかしいな?いつもと違うなっと思ったら
おりものは膣内環境以外にもカラダやココロの状態でも変化します。
自律神経と内分泌系(ホルモン分泌)には密接な関係があるためです。
ストレスなどのココロの影響の変化がなく、
いつもと違うな?
と思ったら、膣の状態の異常や
何かしらの感染症が発症しているサインかもしれません。
① 急におりものの量が増えた
② においがきつい
③ 色がいつもとちがう
時間が経っていないのに、黄色・緑・灰色などいつもと違う。
④ 泡立っている
⑤ 白くて、やや固まっている。ポロポロした感じ
いつもと違うおりものに
かゆみ
ひりひりする
などの症状があるのも注意サインです。
自己判断せずに早めに専門の医療機関へ!
放置すると、状態が悪化して
治療に時間が掛かってしまったり、不妊症の原因にも。
簡単セルフケアで膣内環境を整える
おりものからのサインを受け取り、
膣内環境を整えるセルフケア。
お顔以上にデリケートだからこそ適したケアを行いましょう!
① 冷やさない
冷えは東洋医学的にも
おりもの・ホルモン分泌の異常を引き起こします。
足元はもちろん体幹部の冷えにも気を付けましょう。
② 専用ソープを使用する
膣や外陰部の性質に合わせた専用洗浄剤で
pHバランス保つことで、負担も減り、自浄作用がUp。
③ 洗い過ぎに注意
ビデやシャワー洗浄も洗い過ぎると自浄作用が低下します。
お水のpHと膣・外陰部のpHは異なるので注意です。
ゴシゴシ洗いもNG。
お顔と同じ、泡で優しく洗いましょう。
④ 通気性を良くする
おしゃれな下着の生地には通気性の悪いものがあります。
また、ストッキングやタイツなども蒸れの原因になり
雑菌の繁殖にもつながるので、注意しましょう
⑤ ナプキンやおりものシートはこまめに交換
ナプキンやおりものシートの長時間使用は、
デリケートゾーンの擦れや蒸れに原因になり、痒み・匂いを誘発します。
蒸れることでpHバランスも変化するので膣内環境にも影響します。
⑥ ストレス、睡眠不足に注意
ストレスはホルモンバランスに
悪影響を与える原因No.1と言って良いくらい注意が必要。
また、睡眠不足は、体力を落とし、免役低下につながります。
風邪などをひきやすくなるだけでなく、体内の免疫低下も。
⑦ 性交渉時は清潔に!
コンドームの使用は性感染症の予防にもなります。
不潔な環境での性交渉は、膣内に雑菌が入り炎症を引き起こす事も。
性交渉後はシャワーを浴びることも有効です。
性感染症や膣内の炎症などは不妊症の原因にも。
パートナーにも協力をしてもらいましょう!
簡単! 膣内環境ホームケアグッズ
バスタイムに簡単に利用できるセルフケアグッズがあります。
清潔を保つには洗浄方法以外にpHバランスを保つ必要もあります。
膣内環境のpHバランスを考えて作られたホームケアグッズを上手に利用しましょう
① フェムウォッシュ
「植物由来の優しい泡sで、デリケートなお肌を優しくキレイに♪」
〈 乳酸桿菌を配合した弱酸性の洗浄成分 〉
〈 泡で出てくるため、泡立て不要 〉
〈 植物由来の美容成分も配合 〉
〈 10Free 〉
② フェムセラム
〈 植物のチカラで優しく潤う 〉
〈 乳酸桿菌配合 〉
〈 黒ずみやくすみケアに7種の植物性美容成分配合 〉
〈 10Free 〉
さっぱりとした使い心地
ナプキンやショールによる擦れやかぶれケア
脱毛後のアフターケア
③ フェムクリア
管理医療機器「膣内洗浄器」:膣内環境に合わせた膣内洗浄器
〈 浸透圧低刺激ジェル使用 〉
〈 膣内と同じpH値 〉
〈 乳酸を配合 〉
〈 滑らかな使い心地と潤いサポート ヒアルロン酸ナトリウム配合 〉
水による膣洗浄より負担がなく、膣内環境をと整えます。
更年期のモヤモヤや生理の残渣もスッキリ
〈 10Freeとは 〉
膣は経皮吸収率が高いため、安全なものを使用できるように以下の10個の品目は無配合。
合成香料・合成地着色料・パラベン・アルコール・鉱物油
石油系界面活性剤・酸化防止剤・旧表示制定成分・合成ポリマー・シリコン