東洋医学で調える!春の女性の過ごし方と鍼灸のすすめ
- ココロとカラダのアロマ鍼灸師 Mamiko
- 3月1日
- 読了時間: 3分
🌸東洋医学で考える女性のための春🌸
春は東洋医学において「肝」の季節とされ、氣(エネルギー)が活発に巡る時期です。
春は新たなスタートの季節ですが、「氣」の動きがココロとカラダのバランスに影響しやすく、崩しやすい時季でもあります。
今回は、春の最適な過ごし方、気を付けるべきこと、そして鍼灸治療のメリットについてご紹介します。

1. 春に最適な過ごし方
①🌿 早寝早起きで気の巡りを調えよう!
春は陽気が高まる季節で、活動的になりやすい時期。
しかし、夜更かしをすると「肝」の機能が乱れ、イライラや疲労感の原因になります。
東洋医学では、「春は早起きをして軽やかに動くこと」が推奨されています。

②🥦 季節の食材を摂る
おすすめの食材:
青物野菜(ほうれん草、春菊、菜の花、小松菜、ネギ) → 肝の働きを助ける
酸味のある食品(梅干し、レモン、酢) → 肝の気の流れを調整
豆類や発酵食品(納豆、味噌、豆腐) → 腸内環境を整え、気の巡りをサポート
春は「肝」が活発になるため、それを助ける食材を摂ることで体の巡りがスムーズになります。ただし、摂り過ぎは注意です!
③🚶♀️ ゆるやかな運動を取り入れる
おすすめの運動:
朝のストレッチ
軽いウォーキング
ヨガや太極拳
春は「氣」の動きが活発になる分、不安定さも増し、体内で滞りやすく、イライラや不安の原因になることがあります。深い呼吸とともに体を動かすことで、氣の巡りがスムーズになり、ストレスが減少します。ジョギングをするにしても、喋れるスピードがおススメです🏃🏻♀️
2. 春に気を付けるべきこと
①☁️ イライラやストレスをためない
「肝」は「怒💢」の感情と深く関わっており、ストレスがたまり「怒」が増えると、「氣」が上昇したまま滞って不調を招きます。特に女性はホルモンバランスにも影響を受けやすいので、リラックスする時間を意識的に作ることが大切です。
②💨 冷たい飲食物を控える
春は暖かくなるとはいえ、まだ寒暖差が激しい時季。
冷たい飲食物を摂りすぎると、「脾胃(消化器系)」の働きを弱め、消化不良や冷えにつながります。温かいスープや常温の飲み物を選びましょう。
③🌬 風に注意する
「春の風は百病を生ず」と言われるほど、春風は体調を崩しやすい要因になります。
特に「風邪(ふうじゃ)」が体に入りやすく、頭痛や花粉症の症状を悪化させることも。外出時は首元を冷やさないよう、スカーフやカーディガンを活用しましょう。
3. 春の鍼灸治療
🌸 自律神経を整え、春の不調を改善
鍼灸は、春に乱れがちな自律神経を調整し、「肝」の氣の流れをスムーズにするのに役立ちます。
🌸 ストレスやイライラを軽減
「肝」の氣は上部に上がり滞るとイライラや憂鬱になりがち。鍼灸でツボを刺激することで、心身のリラックス効果が期待できます。
🌸 ホルモンバランスの調整
女性はホルモンバランスの変化を受けやすいため、鍼灸で血流を促進し、月経不順やPMSの緩和に役立ちます。
4. まとめ
春は心と体のエネルギーが高まる一方、気の滞りやストレスを感じやすい季節です。
・早寝早起き、軽い運動、春の食材を取り入れることで健康的に過ごす
・ストレスを溜めない、冷たい飲食物を控える、風に注意することが大切
・鍼灸治療で自律神経やホルモンバランスを整え、春の不調を予防!
自然の流れに逆らわず、心地よく春を過ごしましょう🌷✨
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