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鍼とお灸、何が違うの?│女性のカラダに合わせたやさしい使い分け

鍼灸と聞くと、

「鍼って痛そう」

「お灸って熱そう」

「肩こりや腰痛の人が受けるもの?」

そんなイメージを持っている方も多いかもしれません。


でも実は、鍼灸は痛みのケアだけではありません。


疲れが抜けない。

眠りが浅い。

首や肩の力が抜けない。

冷えやむくみが気になる。

気分がゆらぎやすい。

更年期のような不調が気になり始めた。


そんな40代前後の女性の“なんとなく不調”にも、体の状態を見ながらやさしく働きかけていくケアです。


では、鍼とお灸は何が違うのでしょうか。




01.鍼は、こわばりや緊張に“きっかけ”を届けるケア


鍼は、とても細い鍼を使って、ツボや筋肉、カラダの反応が出ている場所にやさしく刺激を入れていきます。


「鍼」と聞くと注射針のようなものを想像する方もいますが、鍼灸で使う鍼はとても細く、刺激もその方の状態に合わせて調整します。


鍼の役割は、カラダを無理に変えることではありません。


こわばっている筋肉。

抜けにくくなった緊張。

浅くなっている呼吸。

頑張り続けている神経。

滞りやすくなった巡り。


そうしたカラダに小さな刺激を届けることで、ゆるむきっかけをつくっていきます。


たとえば、ストレスや忙しさが続いている方は、首や肩、背中がガチガチになりやすく、呼吸も浅くなりがちです。


夜になっても頭が働き続けて、眠りに入りにくいこともあります。


このような状態は、カラダがずっと“頑張るモード”から抜けにくくなっているサインかもしれません。


鍼は、そうしたこわばりや緊張にやさしく働きかけ、カラダが休む方向へ切り替わるきっかけをつくるケアです。

顔や身体(体幹など部)筋肉の厚さなどによって鍼の長さや太さは選んで使用。
顔用や身体(体幹部)用と筋肉の厚さなどで太さや長さの異なる鍼を使用します。
刺さない鍼:ローラー鍼

刺さない鍼 てい鍼

02.お灸は、冷えや重だるさに“温かさ”を届けるケア


一方、お灸は、もぐさを使ってツボを温めるケアです。


じんわりとした温かさを体に届けることで、冷えや巡りのゆっくりさ、重だるさに働きかけていきます。


足先が冷える。

お腹が冷えやすい。

雨の日に体が重い。

むくみやすい。

胃腸が弱い。

疲れると体が冷えやすい。


そんな方には、お灸の温かさが合うことがあります。


特に40代以降の女性は、女性ホルモンの変化や自律神経のゆらぎにより、体温調節がうまくいきにくくなることがあります。


冷えているのに、のぼせる。

足元は冷たいのに、顔だけほてる。

汗をかいたあとに急に冷える。

季節の変わり目に体調が乱れやすい。


こうした不調も、カラダが一生懸命バランスを取ろうとしているサインです。


お灸の温かさは、カラダに「安心してゆるんでいいよ」と伝えてくれるようなケアでもあります。


ちなみに、もぐさとは、よもぎの葉っぱの裏に生えている毛を集めたものです。

このもぐさにもアロマ効果があります。

その香り成分のひとつに「1,8-シネオール」があります。

すっきりとした香りで、リラックスしたいときにも心地よく感じられる成分です。

使用するお灸:台座灸
使用するお灸:台座灸 部位や経験により温度を使い分けします。

03.鍼とお灸は、カラダの状態に合わせて使い分けます


鍼とお灸は、どちらか一方が優れているというものではありません。


大切なのは、今のカラダの状態に合わせて使い分けることです。


首肩がガチガチで、呼吸が浅く、頭が休まらない方には、鍼で緊張をゆるめるケアが合うことがあります。


足元やお腹が冷えて、体が重だるく、むくみやすい方には、お灸で温めながら巡りを助けるケアが合うことがあります。


疲れが強く、体力が落ちている方には、刺激を控えめにして、お灸ややさしい鍼でゆっくり調えていくこともあります。


その日の体調によっても、必要なケアは変わります。


だから当サロンでは、

「今日は鍼だけ」

「今日はお灸を多めに」

「今日はまず背中をゆるめる」

「今日はお腹や足元を温める」

というように、カラダの反応を見ながら組み合わせていきます。


04.今のあなたには、ゆるめるケア?温めるケア?


同じ「疲れ」でも、背景は人によって違います。


・頑張りすぎて、休むスイッチが入りにくい方。

・エネルギーが不足して、回復する力が追いついていない方。

・冷えで巡りがゆっくりになっている方。

・気圧やストレスで、敏感にゆらぎやすい方。

・余分な水分や疲れをため込みやすい方。


必要なケアは、それぞれ違います。


鍼で緊張をゆるめることが必要な方もいれば、お灸で温めることが大切な方もいます。

まずは、しっかり休むことが必要な方もいます。


大切なのは、今の自分のカラダがどんな状態なのかを知ることです。


当サロンでは、

「女性の巡りと自律神経チェック」を公開しています。


疲れやすさ、眠り、冷え、むくみ、ストレス、女性特有のゆらぎなど、日々の小さなサインから、今の体の傾向を見ていく無料診断です。


「私はゆるめるケアが必要?」

「温めた方がいいタイプ?」

「まず休むことが必要なのかな?」


そんな方は、まずは今のカラダの状態を知ることから始めてみてください。


鍼とお灸は、あなたのカラダを無理に変えるためのものではありません。

本来持っている“調える力”を思い出し、休めるカラダ・回復できるカラダへ戻していくためのケアです。


次回は、鍼灸がなぜ巡りや自律神経と関係するのかをお伝えします。



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