イライラやのぼせと、頭の張りが気になるあなたへ
〜こめかみの張り・ほてり・眠りにくさが重なる 肝陽亢進(かんようこうしん)傾向〜
考えごとや緊張が続いたあと、頭が張るように痛む。顔がほてり、気持ちも落ち着かず、夜になっても頭が休まらない。
そんなとき、東洋医学では「肝陽亢進」という傾向と捉えます。
▶こんなサインありませんか?
□ こめかみや頭の側面が張るように痛む
□ イライラや緊張が続くと頭痛が気になる
□ 顔のほてり、目の充血、肩の張りがある
□ 気持ちが高ぶり、寝つきにくい
□ 眠りが浅く、夢を多く見ることがある
□ 月経前にイライラや頭痛、胸の張りが重なる
□ 忙しさやストレスが続くと、休んでも力が抜けにくい
▶東洋医学からみると
東洋医学の「肝」は、気の巡りや気持ちの伸びやかさと関係づけて考えます。
一方、「腎」は、成長や加齢、身体の土台となる力、身体を潤す働きと関係づけて捉えます。
緊張や抑え込んだ気持ちが続くと、肝の氣が滞り、熱や上向きの勢いが頭部に偏ることがあります。
そこに腎の潤いや支える力が不足することで、肝の高ぶりを抑えにくくなり、頭の張りやほてり、落ち着かなさにつながると考えます。
「肝陽亢進」は、気が上にのぼりやすく、頭の張りやほてり、落ち着かなさが出やすい傾向。これが東洋医学的な見方です。
*現代医学でいう肝・腎と完全に一致はしません。
▶どうしてこの状態になりやすいの?
緊張や気遣いを長く抱え込む
仕事や家事の切り替えが難しく、休む時間が少ない
夜更かしや睡眠不足が続く
空腹のまま過ごしたり、食事時間が不規則になったりする
月経前の体調変化や、環境の変化が重なっている
「ストレスが原因」と一つに決めず、睡眠、食事、月経周期、休息の取り方を少しずつ振り返ってみましょう。

▶自分をいたわるセルフケアポイント
仕事や画面を見る時間の合間に、目を閉じて数分休む
首や肩を強く揉まず、ゆっくり肩を回して呼吸を整える
食事を抜かず、カフェインやアルコールの摂り方(時間や量)もメモしてみる

ツボ:太衝(たいしょう)
足の親指と人差し指の骨が合流する手前。痛くない程度に軽く触れましょう。

アロマ:ラベンダーなど、本人が心地よいと感じる香りを少量。
香りで頭痛や吐き気が増すときは使用を避けましょう。
▶施術で大切にしていること
頭痛だけに注目せず、気持ちの張り、睡眠、目や首肩の疲れ方、歯ぎしりや食いしばりなども一緒に伺います。
目の疲れや頭を休ませたい!スッキリしたいと思われているときは、アロマフェイシャルをおすすめしています。
また、日ごろ、湯船に浸かって頭痛も気持ちも落ち着く場合は、よもぎ蒸しはおすすめです。
▶最後に
頑張り続けていると、自分が緊張していることにも気づきにくくなります。頭痛をきっかけに、力を抜ける時間を少しずつ取り戻していきましょう。
ここで紹介しているタイプは、東洋医学の考え方をもとに体調を振り返るための目安です。医学的な診断ではなく、複数の傾向が重なることや、時期によって変化することがあります。
突然の激しい頭痛・これまでにない頭痛・しびれ・麻痺・発熱を伴う頭痛、最近悪化している頭痛・耳鳴りやふらつきが続く方は、医療機関へのご相談を検討してくださいね。





コメント