冷えやすく、温めても足が重いあなたへ
〜お腹や手足の冷え・胃腸の不調・むくみが重なる脾陽虚(ひようきょ)傾向〜
お腹や足元が冷えやすい。
冷えると胃腸の調子まで気になり、足のむくみもすっきりしない。
そんな状態を、東洋医学では「脾陽虚」の傾向として捉えることがあります。
脾の働きに加えて、身体を温める力が弱まりやすい状態のイメージです。
▶こんなサインありませんか?
□ お腹や手足が冷えやすい
□ 冷たい飲み物や食べ物で、胃腸の調子が気になりやすい
□ 食後にお腹が張ったり、軟便になったりしやすい
□ 寒い時期や冷房のある場所で、足のむくみが気になる
□ 温めると少し楽に感じるが、冷えるとまた重だるくなる
□ 月経中や月経前後に、下腹部や足元の冷えとむくみが気になる
□ 夜中に目が覚めたり、朝起きても身体が温まらない感じがある
▶東洋医学からみると
東洋医学では、脾は飲食物から身体に必要なものを取り込み、水分を運ぶ働きに関わると考えます。
脾陽虚は、その働きに加えて身体を温める力も弱まり、冷えや胃腸の不調、むくみが重なりやすい傾向を表します。
水分を温めて巡らせる力が弱まると、身体の中に水分がとどまりやすくなる——そんなイメージです。
冷たい場所に置いた水が動きにくくなる様子に例えると、想像しやすいかもしれません。
▶どうしてこの状態になりやすいの?
生野菜や冷たい食べ物・飲み物が好き
朝食を抜くことが多く、1日の食事時間が不規則
お腹や足元を冷やす服装をよくする
食べてすぐ横になる・夜遅い食事
頭の使いすぎや過度な思い悩むことが多い
一度に食生活を変える必要はありませんが、温かいものを意識するのも良いかもしれません。
冷える時間帯や場所、食後の胃腸の様子、睡眠などを記録して、気になるパターンを探してみましょう。

▶自分をいたわるセルフケアポイント
お腹や足元を、心地よい範囲で温める
冷えた日はシャワーを控えて湯船に浸かるようにする
食事は冷たいものを控えて、ゆっくり食べる
同じ姿勢が続いたら、足首を回したり、少し歩いたりする

ツボ:関元(かんげん)おへそから指4本分下。やさしく押す以外に温かいペットボトルを当てるのもおススメです。カイロを貼るのも良いです。(低温火傷に気を付けて)

▶サロンでは……
冷えや胃腸の調子、むくみが出る時間帯、睡眠、月経の様子などを伺い、体調に合わせた鍼灸やアロマのケアをご提案します。
温めるケアも、ほてりや体調によって心地よさが変わります。無理に温めず、その日の状態を確認しながら方法を選びます。
▶最後に
冷えやむくみが気になる日は、身体を温めるだけでなく、冷房の風や長時間の同じ姿勢も振り返ってみてください。
自分が心地よいと感じる温め方を、少しずつ見つけていきましょう。
Pranaでは、お話を伺いながら、その日の体調や気になることに合わせて鍼灸やアロマセラピーをご提案しています。特にアロマセラピーでは、状態に応じてリンパドレナージュの手技を中心に行うことがあります。
*ここで紹介したタイプは、東洋医学の考え方をもとに体調を振り返るための目安です。医学的な診断ではなく、複数の傾向が重なることや、時期によって変化することがあります。
突然片脚だけが腫れた、痛みや赤みを伴う、息切れや胸の痛みがある、むくみが続いたり悪化したりしている場合は、医療機関へご相談ください。片脚の急な腫れや痛み、息切れなどは受診が必要なサインとして案内されています。





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