自律神経のゆらぎ:Aタイプ「ずっと気が張っている」あなたへ〜イライラ・頭痛・肩こり・喉のつかえが気になる〈肝気鬱滞タイプ〉〜
仕事中は、気を張って頑張れる。
周りにも気を配れるし、頼まれたこともきちんとこなせる。
でも、家に帰ると急にどっと疲れたり、ちょっとしたことでイライラしたり。
休もうと思っても、頭の中では次にやることを考えている——。
「疲れているはずなのに、力の抜き方が分からない」
そんな感覚はありませんか?
東洋医学では、このような状態を、全身を巡る「氣」が滞りやすい状態として捉えます。
もしかすると今のあなたは、頑張る力はあっても、緊張をゆるめる余白が少なくなっているのかもしれません。
※この記事でご紹介するタイプは、病名や医学的な診断ではありません。今の身体を見つめるための、東洋医学にもとづく一つの目安です。
ほかのタイプも含めて確認したい方は、こちらからご覧ください。
▶ Aタイプさん、こんなことありませんか?
当てはまるものをチェックしてみてください。
□ 些細なことでもイライラしやすい
□ 頭の中で考えごとが止まらない
□ こめかみや頭が痛くなりやすい
□ 首や肩にいつも力が入っている
□ 胸や喉のあたりにつかえる感じがある
□ ため息が増えた
□ 生理前になると心身の不調が強くなる
□ お腹が張りやすく、便秘になりやすい
□ 休んでいても、何かしていないと落ち着かない
□ 「私が頑張らなくては」と思うことが多い
チェックが多かった方は、東洋医学でいう「肝気鬱滞(かんきうったい)」の傾向があるかもしれません。

▶今のあなたは「巡りが滞りやすい、がんばりすぎるタイプ」
東洋医学の「肝(かん)」には、氣や血を全身へなめらかに巡らせ、感情の動きにも関わる働きがあると考えられています。
ところが、緊張や我慢が続くと、本来はしなやかに巡っているはずの氣が滞りやすくなります。
すると、心と身体の両方にギュッと力が入り、
・イライラする
・頭が休まらない
・首や肩がこる
・胸や喉がつかえる
・ため息が増える
・お腹が張る
・便秘になりやすい
・PMSの不調が強くなる
といったサインとして現れることがあります。
これが、東洋医学でいう「肝気鬱滞(肝気うっ滞)」です。
▶自律神経から見ると、どのような状態?
自律神経は、呼吸、心拍、体温、消化など、意識しなくても続いている身体の働きを支えています。
緊張しているときや活動するときには、交感神経の働きが高まりやすくなります。交感神経は決して悪者ではありません。
仕事をしたり、集中したり、身体を動かしたりするために必要な働きです。
ただ、気を張る時間が長く続くと、活動から休息への切り替えがうまくいかなくなることがあります。
身体は休んでいるつもりでも、
・肩やあごに力が入っている
・呼吸が浅い
・頭の中では考えごとが続いている
・眠る直前まで緊張が抜けない
という状態になりやすいのです。
Aタイプに必要なのは、無理に「リラックスしなくては」と頑張ることではありません。
身体の巡りを少しずつ動かしながら、自然に力を抜ける状態へ戻していくことです。
▶なぜ、この状態になりやすいのでしょうか?
Aタイプの方には、
・人に気を遣うことが多い
・責任感が強い
・仕事や家のことを先回りして考える
・感情を表に出すのが苦手
・自分のことを後回しにしやすい
・運動や気分転換の時間が少ない
・「きちんとしなくては」と思いやすい
といった傾向が見られることがあります。
我慢することや頑張ることは、これまでのあなたを支えてきた大切な力です。
でも、それが長く続くと、感情や疲れの出口が少なくなり、身体も心もゆるみにくくなってしまいます。
特に「まだ大丈夫」「これくらいで休めない」と思える方ほど、気づかないうちに無理を重ねていることがあります。
▶無理を続けていると……
緊張が抜けにくい状態が続くと、
・頭痛や首肩こりを繰り返す
・生理前のイライラや落ち込みが強くなる
・お腹の張りや便秘が続く
・寝つきが悪くなる
・眠っても疲れが残る
・動悸やのぼせを感じる
・人に会うことさえ負担に感じる
など、不調が重なっていく場合があります。
「いつものことだから」と我慢するのではなく、身体から届いているサインとして、一度立ち止まってみることも大切です。
▶今日からできるセルフケア
Aタイプのセルフケアで大切なのは、「もっと頑張ること」ではなく、溜まったものに小さな出口をつくることです。
1.息を長く吐く
まずは、息を吐くことに集中。
そして、その分を補うように深く吸おうとしなくて大丈夫です。
ふーっと細く長く息を吐いてみましょう。
吐いたあとに、息が自然に入ってくるのを感じてみてください。
2.少しだけ身体を動かす
肩を回す、伸びをする、近所を歩くなど、軽い動きで十分です。
巡りを動かすことが目的なので、「運動しなくては」と新しい課題にしないことがポイントです。
3.気持ちを一文だけ書く
「本当は疲れていた」
「今日は少し腹が立った」
「もう少し手伝ってほしかった」
誰かに見せる必要はありません。
心の中にあるものを言葉にするだけでも、感情の出口になります。
4.役割から離れる時間をつくる
仕事をする私、家族を支える私、誰かに気を配る私。
その役割を、ほんの10分だけ横に置いてみましょう。
お茶を飲む、香りを楽しむ、窓の外を見る。
何かを達成しない時間も、身体には必要です。
▶セルフケアまで頑張ってしまうあなたへ
「深呼吸をしなくては」
「運動を続けなくては」
「もっと上手に気分転換しなくては」
セルフケアまで新しい課題になっていませんか?
分かっていてもできない日があるのは、意志が弱いからではありません。
すでにたくさんの力を使っていて、自分ひとりでは切り替えにくくなっているだけかもしれません。
そのようなときは、人の手を借りながら身体からゆるめていくことも、一つの方法です。
▶Pranaの施術でできること
Aタイプの施術テーマは、
「巡りを調えて、力の抜ける状態へ」
Pranaでは、イライラや肩こりなど、一つの症状だけを見るのではありません。
・呼吸の深さ
・首や肩、背中の緊張
・胸やみぞおち、お腹の張り
・眠りや疲労の状態
・生理周期による変化
・食事やお通じ
・今抱えているストレス
などを伺い、その日の状態に合わせて施術を組み立てます。
鍼灸では
首肩だけでなく、背中やお腹、手足なども確認しながら、滞りやすくなっている全身の巡りへやさしく働きかけます。
「症状のある場所だけ」ではなく、身体全体を見ながら、呼吸しやすく、力を抜きやすい状態を目指します。
アロマセラピーでは
首、肩、背中など、無意識に力が入りやすい部分を、心地よい香りとタッチでゆるめていきます。
何かを考え続けなくてもよい時間をつくり、身体が休息へ切り替わるきっかけを支えます。
鍼灸とアロマセラピーを組み合わせることで、
「頭ではなく、身体から少しずつゆるむ」
そんな時間をつくっていきます。
▶Aタイプさんにおすすめの施術
Best Plan
鍼灸&アロマセラピー90分
鍼灸で全身の巡りに働きかけながら、アロマセラピーで首・肩・背中の緊張をゆるめていくプランです。
がんばることを無理にやめるのではなく、
・肩の力が自然と抜ける
・呼吸が少し深くなる
・頭の中の忙しさから離れられる
・「今は休んでいい」と身体で感じられる
そんな状態を目指します。
「鍼灸とアロマ、どちらを選べばよいか分からない」という方にもおすすめです。
その日の状態を確認しながら、刺激量や施術内容を無理のないように調整します。
▶医療機関への相談も大切にしています
強い頭痛や突然起こった頭痛、胸の痛み、息苦しさ、繰り返す動悸、手足のしびれ、飲み込みにくさなどがある場合は、自己判断で「自律神経の乱れ」と決めず、医療機関へご相談ください。
また、気分の落ち込みや不安が強いとき、日常生活に支障が出ているときも、早めの相談が大切です。
Pranaでは、医療による検査や治療を大切にしながら、必要に応じて鍼灸やアロマセラピーを組み合わせるという考え方を大切にしています。
▶さいごに
ずっと気を張りながら、周りのために頑張ってきたあなたへ。
イライラしたり、うまく休めなかったりするのは、あなたの性格に問題があるからではありません。
身体が、
「そろそろ、自分のためにも巡らせて」
と伝えているのかもしれません。
頑張る力をなくす必要はありません。
必要なときには動き、疲れたときには自然にゆるめる。
柳の枝のように、ゆらいでも、また自分の心地よい位置へ戻ってこられる。
そんな身体を、一緒に育てていきましょう。
以下もご参考になさってくださいね。
ほかのタイプも確認してみる
複数のタイプに当てはまる方も少なくありません。
気になるタイプをあわせてご覧ください。










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