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執筆者の写真ココロとカラダのアロマ鍼灸師 Mamiko

普通の生理って何?

更新日:2021年5月27日

ココロとカラダのBestBalanceへ

女性のカラダと向き合って4△年アロマ鍼灸師のMamikoです。

生まれた時から女性だから。

(もうすぐアラフィフだけど、なんとなく隠してみました。)


女性にとって、切っても切れない、「月経・生理」

初潮~閉経まで、約40年間?


私自身、「生理って面倒だな」って思っています。

でも、毎月必ず知らされるカラダのサインだと思うと、見逃すのはもったいないと思いました。

この生理機能があるから守られている健康があると思うと尚更です。

年齢的にあと数年ですが、あと数年だからこそ、20代30代の方には一度見つめなおして欲しいなと思うこの頃です。

ルナ・サイクルセラピーと合わせて考えて頂けたらと思います。


ご存知の通り、約1ヶ月に1回、訪れる月経・生理。

ちょっと基礎的なことを見直してみようと思います。

月経・生理は

医学的にいうと

「脳の視床下部から下垂体前葉、卵巣系に関わる様々な因子による内分泌調整機構と子宮内膜の周期的変化によって起こる」


月経・生理に関わる内分泌=ホルモンは、「女性ホルモン」と言われるもので、

「卵胞刺激ホルモン」

「黄体形成ホルモン」

「エストロゲン(卵胞ホルモン)」

「プロゲステロン(黄体ホルモン)」

などが代表的なホルモンです。


このホルモンは血液中に分泌されて、体中を巡り、月経・生理に関わる臓器が血液中の女性ホルモン濃度をチェックし、生命維持・健康維持に必要な調整を行います。。

(生殖に関わるので、世代を超えた壮大な生命維持とも言えますね)


月経・生理には、お腹の子宮・卵巣だけでなく、脳や血液(血流)もかかわっているのです。


難しい生理機能はさておき、人の生理学的標準の月経・生理とは?

そこから見える健康とは?


表にはありませんが、経血量もチェックです。

過少月経:異常に少ない

過多月経:異常に多い

と分類され、

少ないと、やはり血液が少ないと判断されますが、東洋医学的にも血虚:血が足りない・少ないなどの判断項目になります。


多い場合は、過長月経や頻発月経を合併していることも多く、子宮筋腫などでも見られます。

実際に個人個人で計っているわけではないので、比べるのが難しいところですが、チェックすべきところは

「今までとの違いは?」

「ナプキンの交換頻度は?」

「使用ナプキンは多い日用?普通用?」

などです。


ちなみに量が多いと判断するのは、ナプキンの交換頻繁度で判断できます。

通常、2,3日目が多くなる傾向ですが、それ以外でも

・普通用のナプキンが1時間もたない。

・夜用が持たない

などです。


量と同様、色や経血の状態もチェックしましょう!



そして、注視事項:《塊》

月経開始数日間に見られますが、

・1円玉より大きい

・頻繁

の場合は、子宮筋腫、子宮ポリープ、子宮内膜症などの疑いがあります。



数値的な標準は、上記のようになりますが、いかがですか??


標準からの変化や症状などから注意すべきことや病気などの発見につながりますが、個人差はありますので、必ずしも病気とは限りません。


ただ、「今までと違う」は大きな変化ですよ。

変化を見逃さない!放置しない!です。

特に放置は良くないです。


妊娠は選択できる時代です。でも、将来のことは未確定。

パートナーに関わらず様々な人の出会いや出来事・状況で妊娠自体の考え方のほか、生き方に変化が生まれます。


「月経・生理」は女性に与えられた意味ある機能です。

そこから見える事たくさんあります。

「女性」という「性」を楽しむためにも、それ以前に「人・人間・生命」を楽しむためにも、「月経・生理」と言う機能は注視すべきことだと思います。


婦人科はハードルが高く、なかなか受診できませんが、そんな時はお声がけください!

「子宮・卵巣・脳で起こっていること+カラダ全体の様々なサイン」から見つかることがあります。



気になる月経・生理の事はたくさんありますよね。

次回は生理中の事についてです。


 

ご参考に!「生理前の私って誰?」はコチラ

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