リンパってなに??
- ココロとカラダのアロマ鍼灸師 Mamiko
- 6月12日
- 読了時間: 4分
鍼灸治療は、東洋医学を基に全身を診る療法。
その東洋医学では、全身のバランスを診る時に、カラダの構成物質「氣血水」の量や流れ、リズムなどから不調原因を探ります。
その考えを基にPranaでは施術を行っていますが、鍼灸師&アロマセラピストの立場から、リンパの仕組みを“女性の体と美容に大切な視点”でわかりやすくご紹介します。
1.氣血水とリンパ
東洋医学的に、リンパ液は「水」に相当すると考えられています。
この「水」は、「氣」のチカラで流れやリズムが出来るため、「氣」の調整はとても大事です。
臓腑でいうと「肝」「脾」「腎」が要。
体質や年齢、季節により治療対象の臓腑や他の臓腑との調整を行います。
2.リンパ系ってなに?
リンパ系は、リンパ液・リンパ節・リンパ管の3つが主な構成です。
イメージで言うと…
リンパ系は「体の中のお掃除係であり、宅配便ネットワーク」のような存在です。
① リンパ液:お掃除で出た“ゴミを流す水”
血液の一部が毛細血管からしみ出て、リンパ液となり、細胞の間を流れています。このリンパ液は、老廃物やウイルス、不要になった細胞のゴミなどを集めて運んでくれる役目があります。
例えるなら…「家の中で使い終わった洗剤のボトルやゴミをゴミ袋にまとめる」みたいな感じです。
② リンパ管:ゴミ袋を回収する“道路”
リンパ液が流れる「管」がリンパ管。これは静脈と並走して、全身に広がるゴミ収集ネットワークです。
例えるなら…「市内を走るゴミ収集車のルート」。滞ると、家の前にゴミがずっと残っている状態=むくみや肌荒れ、だるさの原因になることも。
③ リンパ節:回収されたゴミをチェックする“検問所”
リンパ管の途中にある小さなふくらみ、それがリンパ節。ここでは、集めた老廃物や細菌をろ過し、必要に応じて免疫細胞が働きます。
例えるなら…「空港の検疫」や「駅の改札の荷物チェック」みたいなもの。体に悪いものがあれば、ここで止めて免疫細胞が退治してくれるんです!


3.リンパが滞るとどうなるの?
リンパ管は血管の様に心臓にリンクしていません。
血管は心臓にリンクし、心臓の動きで血流を作ることが出来ますが、リンパ液の流れは、ホルモンや筋肉の動きにより作られます。
そのため、リンパの流れが滞ると
むくみ(特に脚や顔)
肌荒れやくすみ
免疫力の低下(風邪をひきやすい)
慢性的な疲れやだるさ
なかでも、女性は、
筋肉量が少ない
ホルモンバランスの変化
性ホルモンの影響
冷え
ストレス
などでリンパの流れが滞りやすいため、ケアがとても大切なんです。
4.どうやってリンパを流すの?
ゆったりした深呼吸(横隔膜がポンプになる)
適度な運動(特にふくらはぎが第2の心臓!)
マッサージやリンパドレナージュ
アロマやお灸でリラックス&自律神経を整えることも◎
5.あなたのリンパ、詰まっていませんか? 女性のためのリンパの滞りチェックリスト
\3つ以上当てはまったら、リンパドレナージュで体も心もリセットのタイミングかも/
✅カラダ編
□ 朝起きたとき、顔やまぶたがむくんでいる
□ 夕方になると足がパンパンになる
□ 肩こりや首こりが慢性的にある
□ 手足が冷たくなりやすい(冷え性)
□ トイレの回数が少なく、出にくい感じがする
□ 最近太りやすく、痩せにくい気がする
✅お肌・美容編
□ フェイスラインがぼやけてきた
□ 肌がくすみがちで透明感がない
□ メイクのノリが悪く、肌に元気がない
□ 目の下のクマやたるみが気になる
✅ココロ・体調編
□ 眠りが浅く、すっきり起きられない
□ なんとなくだるくてやる気が出ない
□ PMS(月経前症候群)の症状がきつくなってきた
□ ストレスを感じやすく、リラックスできない
💡チェック結果
🔸3~5個以上あてはまる方→ リンパの流れがやや滞り気味。定期的なケアで未病予防を!🔸6個以上の方→ リンパの巡りがかなり滞っているかも。体の“排出機能”が落ちているサインです。
🔸8個以上の方→ 要注意!老廃物が溜まり、免疫力や代謝の低下も進行している可能性があります。
当サロンでは、鍼灸・アロマ・リンパドレナージュを組み合わせたオリジナル施術で、女性のお悩みに寄り添いながら、オーダーメイドのリンパケアを行っています。
「なんとなく不調」「疲れが抜けない」「フェイスラインをスッキリさせたい」そんな方は、ぜひ一度体験してみてくださいね。
*画像をクリックすると説明文が見られます。
*全身のリンパドレナージュは90分コースで可能
*お顔も含めたリンパドレナージュは120分コースで可能
*鍼灸治療をプラスすることも可能です!(その場合は、リンパドレナージュの時間が減ります…)
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