頭が重く、すっきりしないあなたへ
〜頭重感・身体の重だるさ・胃腸の不調が重なる痰濁(たんだく)傾向〜
頭が重く、ぼんやりする。身体まで重だるく、胃の調子もすっきりしない。
そんな状態を東洋医学では「痰濁(たんだく)」の傾向と捉えます。
▶こんなサインありませんか?
□ 頭に何かかぶさったような重さがある
□ 頭痛と一緒に、身体の重だるさを感じる
□ めまいや吐き気、胃もたれを伴いやすい
□ 雨の日や湿度の高い時期に不調が気になる
□ 食べすぎたあと、胃が重くなりやすい
□ 月経前後にむくみや重だるさ、頭痛が重なる
□ 眠ってもすっきりせず、朝から身体が重い
▶東洋医学からみると
東洋医学では、飲食物から氣や血を作り、余分な水分を巡らせる「脾」の働きが弱まると、水分が身体に停滞して粘性を持ち、さらに動きが滞るようになると考えます。
停滞した水分が、胃腸の不快感、重だるさや頭のもやもやにつながる状態を「痰濁」と表現します。
五行の考え方では、脾だけでなく、全身へ氣や水分を巡らせる「肺」、水分代謝や身体の土台に関わる「腎」、氣の巡りに関わる「肝」に関係します。
心身が疲れて巡りが滞ると、頭が重い、めまいがする、考えがまとまりにくいと感じることがある——というイメージです。
*東洋医学の「痰濁」は、現代医学の痰や特定の病気を指す言葉ではありません。

▶どうしてこの状態になりやすいの?
食事時間が不規則で、早食いや食べすぎが多い
甘いもの、脂っこいもの、冷たいものに偏りやすい
座りっぱなしで、身体を動かす時間が少ない
睡眠不足や疲労で胃腸の調子が揺らいでいる
湿度や天候の変化に体調が影響されやすい
食べ物や天候をひとつの原因と決めつけず、頭痛・睡眠・食事・月経・天候を数週間メモして、自分の傾向を見つけるのがおすすめです。 食べ物は急に制限するのではなく、食事の時間、量、食後の体調を数日記録して傾向を見つけてみましょう。

▶自分をいたわるセルフケアポイント
食事はよく噛み、ゆっくり食べる。腹八分目で!特定の食材を制限しなくてOKです。
食後に数分歩く、または軽く身体を動かす。座る時間を区切る感覚で。
水分を極端に減らさず、少しずつをこまめに摂る

ツボ:豊隆(ほうりゅう)—すねの外側、膝と足首の中間。強く押さず軽く触れる程度でOK

アロマ:柑橘系など、心地よいと感じる香りを少量。香りが負担になる日は使わず、心地よいと感じるくらいで。
▶施術では・・・
頭痛だけでなく胃腸の調子や首肩、日々の疲れも伺います。
冷えが気になり、熱さや蒸気が負担にならないときはよもぎ蒸しもおススメです。
食事を「良い・悪い」で評価せず、食後の体調や生活リズムも一緒に確認しましょう。
無理な制限ではなく、続けやすい見直しを大切にしましょう。
▶最後に
頭の中まで曇ったように感じる日は、まず少し立ち止まり、食事や睡眠、身体を動かす時間を振り返ってみてください。小さな変化の記録が、自分に合うケアを見つける手がかりになります。
ここで紹介しているタイプは、東洋医学の考え方をもとに体調を振り返るための目安です。医学的な診断ではなく、複数の傾向が重なることや、時期によって変化することがあります。
突然の激しい頭痛・これまでにない頭痛・しびれ・麻痺・発熱を伴う頭痛、最近悪化している頭痛・耳鳴りやふらつきが続く方は、医療機関へのご相談を検討してくださいね。





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