足腰の冷えや、夜中のトイレが気になるあなたへ
〜足腰の冷え・疲れやすさ・むくみが重なる腎陽虚(じんようきょ)傾向〜
足元や腰が冷えやすい。
夜中にトイレで目が覚め、朝は足が重く感じることがある。
そんな体調を、東洋医学では「腎陽虚」の傾向として捉えることがあります。
東洋医学の「腎」は、解剖学上の腎臓だけではなく、成長や加齢、身体の土台となる力などを含む考え方です。
▶こんなサインありませんか?
□ 腰や膝、足元が冷えやすい
□ 足腰に力が入りにくく、疲れが残りやすい
□ 夜中にトイレに起きることが気になる
□ 朝、顔や足がむくんでいると感じることがある
□ 冷えると足のむくみや重だるさが気になりやすい
□ 月経前後に、足腰の冷えや疲れ、むくみが重なりやすい
□ 眠りが浅い、夜中に目が覚めるなど、休んでも回復しにくい
▶東洋医学からみると
東洋医学では、腎は身体の土台となる力や、水分の巡りに関わる働きを担うと考えます。
腎陽虚は、身体を温める力が弱まり、足腰の冷えやだるさ、尿の悩み、むくみなどが重なりやすい傾向を表します。
身体の土台を支える「火」が弱まり、水分を巡らせる力も落ちているような状態、と例えることができます。
これは東洋医学の見方であり、腎臓の病気を意味するものではありません。
▶どうしてこの状態になりやすいの?
睡眠不足や疲れが長く続いている
仕事や家事で休息を後回しにしがち
腰や足元を冷やす環境で過ごすことが多い
長時間座る、または立ち続けることが多い
加齢や生活の変化とともに、体力の変化を感じている
年齢だけが原因と決めつけず、睡眠や疲れ、冷え、月経周期、むくみの時間帯を一緒に振り返ってみましょう。
急にむくみが強くなった場合や、尿の変化が続く場合は、東洋医学の体質チェックだけで判断せず、医療機関へ相談してください。

▶自分をいたわるセルフケアポイント
腰や足元を、暑くなりすぎない範囲で温める
無理のない散歩や足首の曲げ伸ばしを取り入れる
寝る前に予定を詰め込みすぎず、休む時間を確保する

ツボ:太渓(たいけい)内くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみが目安です。手で足首を包むようにして、痛くない程度にそっと触れてみましょう。

▶サロンでは……
足腰の冷えや疲れ、夜間の目覚め、月経周期、むくみの出方などを伺い、その日の体調に合わせた鍼灸やアロマのケアをご提案します。
日々の忙しさの中で休息が取れているかも一緒に確認し、無理なく続けられる整え方を考えていきます。
▶最後に
足腰の冷えやむくみが気になるときは、温めることと同じくらい、休息を取ることも大切です。
眠れた時間や夜中に目が覚めた回数を、数日だけメモしてみるのもよいでしょう。
ここで紹介しているタイプは、東洋医学の考え方をもとに体調を振り返るための目安です。医学的な診断ではなく、複数の傾向が重なることや、時期によって変化することがあります。
ツボのセルフケアも、痛みを我慢して強く押す必要はありません。
むくみが急に強く出た、片脚だけが腫れている、痛み・赤み・熱感がある、顔やお腹などにも広がっている場合は、医療機関へ相談してください。
妊娠中のむくみや、持病の治療中・薬を服用中の方は、セルフケアを始める前に担当の医療機関へ相談してください。





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