ココロとカラダのBestbalanceへ
アロマ鍼灸師のMamikoです。
40,50代の女性に多く見られる症状
「胃」に関わる「胃もたれ」「胃の不快感」「消化不良」など。
このお悩みの基礎的な部分の解消そして+αがたくさん!
簡単で1日3回のチャンスがある方法です。
(1日3回じゃない方もいるかもしれませんが…)
1.胃に関わる不快な症状を緩和へのキホン
胃の調子が悪い原因には、ストレスが多くあげられます。
ストレスにより食べのもの消化・吸収システムをコントロールする自律神経が乱れたり、不具合が起きるからです。
ストレスのコントロール技術には個人差があります。
でも個人差がない方法で消化・吸収システムに負荷をかけない方法があります。
それが「咀嚼」です。
もぐもぐ「噛む」です。
消化のために「1口30回噛む」と言われますが、なかなか30回噛むことは難しいですね。
10回くらいで飲んじゃいます。
で、あごも疲れます。
でも、「咀嚼」には消化のためだけではなく、様々な効果があることを紹介したいと思います。
2.キホンの効果
「咀嚼」は「消化のため」と多くは思われています。でもほかにもあります。
① 唾液がたくさん出る。
唾液の効果は以前も記載したのでこちらをご参考に。
② 消化が良くなる。
食べ物が細かくなるので、消化しやすく胃や腸の負担減につながります。
ここからが大事です。
③ 味覚が発達する。
噛めば噛むほどって経験ありませんか?
唾液の中には多糖類のでんぷんを分解する酵素が含まれています。コメの甘味は、酵素によって分解され感じやすくなるのです。
しっかりした味付けは、満足感にもつながりますね。
④ 食べ過ぎ防止
咀嚼は脳の「満腹神経」を刺激します。「満腹神経」刺激が食べ過ぎを抑えてくれるのです。
⑤ 脳の働きが良くなる
脳には3大栄養素はすべて必要ありません。
糖質のなかでも「ブドウ糖」が脳の唯一の栄養素なのです。
また、記憶をつかさどる脳の部位「海馬」を活性化させ、思考や理性、人間らしい行動をつかさどる「前頭葉」の血流がアップします。
この「前頭葉」の血流低下は、認知症やうつ病に関連があると言われています。
⑥ 気持ちが落ち着く
脳の中で幸せホルモンともいわれる「セロトニン」という脳内物質の分泌が高まります。
この物質もうつ病に関連があります。
この項目に近いものとして、快不快をつかさどる「扁桃体」の活動が低下するともいわれています。快不快と言ってもどちらかというと、不快を感知することが多いかもしれません。
なので、不快が感じにくくなり、ストレス軽減につながるとも考えられています。
いかがでしょうか?
消化吸収の負担を減らし、満足感・幸福感もアップ。
ダイエットが毎日できて、幸福感を味わい、認知症・うつ病の予防にもなる「咀嚼」
現在の「胃」のお悩みやココロとカラダのアンバランス、そして、将来の不安「認知症」まで解消できそう!
今日から見直してみてはいかがでしょうか?
3. より良い咀嚼のためにできること
① 噛み応えのある食材を選ぶ
大根やレンコン、小魚や鳥軟骨などシャキシャキする食材をメニューに取り入れましょう。
② 調理の時は大きめに切る
あまり大きくても食べにくいので、細かくし過ぎないから始めてみましょう。
③ 一口の量を少なく
口に入れる量は少なめに。
④ 水分と一緒に流し込まない
噛み切らないうちにのんじゃいます。
⑤ 一口入れたら箸をおく
手に箸を持ったままだと、次の食材を取ってしまいます。
お気に入りの箸置きがあると 使おう!となるかも。
「咀嚼」することを感じつつ、出来そうなことを取り入れて、いつもの食事でココロとカラダのBestbalanceを目指しましょう!
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