top of page

ホルモンバランスを調える鍼灸とアロマ 【Prat1 鍼灸編】

更新日:10月17日

最近の不調、もしかしてホルモンバランスの乱れ?と思うことありませんか?


女性は、常にホルモンの影響を受けています。

特に更年期は、ホルモンの変化が急激すぎて、倦怠感や落ち込み、やる気down、イライラ、不眠、ホットフラッシュ、吐き気、便秘など様々な症状が現れます。


この目に見えないホルモンバランスを調えるために鍼灸(ツボ)ケアとアロマセラピーは効果的です!




1. ホルモンバランスとは?

女性のココロとカラダの健康に大切な女性ホルモン:エストロゲンやプロゲステロン。

この2つのホルモンは、お互いの分泌バランスを保ちながら、性活動(月経・妊娠・性別特有のカラダの成長など)を維持するほか、血液やリンパ液、体内の水分の循環、骨の育成や安定したメンタルにも重要な働きを担っています。


女性ホルモンだけに関わらず、ホルモンはココロとカラダのバランスを保つためにも分泌されています。

ただ、このバランスは加齢やストレス、生活習慣などの変動に大きく左右されます。


生理前や更年期は、性ホルモンの分泌変動がありますが、変動の振り幅が大きいため、症状が現れたり、ムラがあったりします。

特に更年期は、エストロゲンの減少が顕著なため、現れる症状が多彩なうえ絡み合って長期化しやすいのが特徴です。



2. 鍼灸がホルモンバランスに与える作用

鍼灸治療では、ツボや経絡(ツボとツボの連絡経路・エネルギー経路)を活用します。

ポイントで存在するツボに鍼や灸をすることで、その情報が経絡を伝って全身を駆け巡ります。

頭から足に行く経絡もあれば腹部をぐるっと1周など横に行く経絡もあります。


世界的に認められているツボは361個、中には左右対のツボもあり、全身には約700個のツボが存在しています。

ツボは、経験値だけで使用するのではなく、今や研究が進み、神経の伝達ポイントや筋肉の動きのポイント(起始・停止)などと一致し、血管や神経が集中する場所であることも分かっています。


また、ツボや凝り固まった部分に鍼や灸をすることで、ポイントで血流が集中し、さらに皮膚・筋肉に微細なキズを作ることで、カラダ全体でキズの修復活動が高まり、それに伴い様々な代謝活動も活発化し、全身を良いバランスへ導くことが出来ます。


今や鍼灸治療は、エビデンスがしっかりと取られている療法なのです。


3.ホルモンバランスに効果的なツボ

特に女性のホルモンバランスに効果的なツボを3ツボ。

セルフケアでは、指圧やペットボトル灸が簡単です。

指圧は、押す時間と力を抜く時間は同じで行い、じっくりゆっくり行います。

例)4秒かけて押したら、4秒かけて力を抜く


①三陰交(さんいんこう)

女性特有のホルモンバランスを調えるツボとして有名。女子のツボと言っても過言ではないツボです。

腫みや冷えにお悩みの方には特におススメです。


三陰交
内くるぶしから指4本分上

②合谷(ごうこく)

ストレスやイライラを緩和し、精神的なバランスを調えるツボ。

お顔の皮膚温を上げるので、お化粧のノリの悪い時や顔がむくんでいるときなどもおススメです。

合谷
手の親指と人差し指の間。指の股から手首に移動しぶつかる所


③関元(かんげん)

カラダを温め、エネルギーUpのツボ。

生理痛時やお腹の調子が悪い時、生理周期や更年期の冷えにもおススメです。

カイロなど下腹部張るときは目安にしましょう! (丹田とも言われます)




関元(かんげん)
おへそから指4本分下



Comments


bottom of page