年末に向けて仕事やプライベートで忙しくなるこの時期は、体調管理が欠かせません。
特にストレスの影響を受けやすい臓器の一つが「腸」です。
腸の調子を調えることで、ココロとカラダをBestBalanceに調え、楽しい年末&年始を迎えましょう!
年末前のこの時期から取り組みたい「腸内環境を整えるコツ」をお伝えしていきます。
1.冬と幸せホルモンの関係
幸せホルモンの異名を持つホルモンは「セロトニン」。
このセロトニンは、セロトニンは、感情や精神、睡眠など人間の重要な機能に深く関わっており、自律神経のバランスを整えたり、覚醒状態の調整や、気分や食欲、意欲に影響します。
セロトニンの生成には季節性あり、その大元のスイッチは「日光・日照時間」です。
そのため、秋から冬にかけては日照時間が減少するため、セロトニン生成も減少し「冬季うつ(ウインターブルー)」などと言われる症状が現れやすくなります。
セロトニンは、貯蔵できないため毎日一定量は必要。
皮膚や目、皮膚など人が持つ様々な器官によって「日照」を捉えるため、過度な日焼け対策は避け、適度にカラダ全身で「日照」を捉えましょう!
2.腸を調えると幸せになる訳
セロトニンは、脳での生成は20%ほどで、残りの80%は腸で生成されることが分かっており、腸内環境が大きく影響します。
そのため、腸内環境が「幸せ・幸福感」に大きく影響するのです。
3.セロトニンとは
セロトニンは、自律神経の働きと密接な関係があります。
セロトニンは、自律神経のバランスを調整する働きがありますが、自律神経が調う事で、セロトニンの分泌量も増えるのです。
この相互作用により、徐々に不調を感じにくくなります。
セロトニンは自律神経に大きな影響を及ぼしますが、主な働きは
・脳を覚醒させる
・身体の活動性を高める
・痛みを抑制する
・食欲をコントロールする
・姿勢をまっすぐ保つのをサポートする
・ストレスを軽減させる
働きがあります。
不足することで、
・イライラや不安、恐怖などのストレスを感じやすくなる。
・自律神経の機能(代謝や排泄、消化、睡眠、呼吸など)のほか、めまいや頭痛、肩こりなどが起こりやすくなる
・食生活の変化(嗜好や摂取量)
この、セロトニンの生成には、必須アミノ酸トリプトファンやビタミンB6が必要です。
ただし、栄養素は腸で吸収されるため、摂取するだけでは、セロトニン生成にはなりません。吸収しやすい腸内環境にすることが自律神経を整えることに繋がります。
セロトニンの約80%を生成する「腸」
腸内環境を調える「腸活」では、善玉菌を増やすことが重要です。
善玉菌のエサをたくさん含む発酵食品がおススメです。
なかでもいつでも手軽に摂れる酵素ドリンクが生活の中には取り入れやすいのでおススメです。
おススメ酵素ドリンクはコチラ
4.セロトニンを増やすライフスタイル
セロトニン生成&分泌におススメのライフスタイルは、
①朝起きたらカーテンを開け、太陽の光を浴びる
セロトニンを作る神経、セロトニン神経は網膜が光を感じることで活性化します。
強烈な光ほど網膜への刺激も強くなるため、セロトニンが分泌されやすくなります。
強烈な光の代表格が太陽光です。
ちなみにセロトニン神経の活性化には、2500~3000ルクス(一般的な家庭用の蛍光灯は500ルクス程度)ほどの強さの光が必要とされていますが、太陽光は曇りの日でも1万ルクス程度あります。
セロトニンの分泌量を増やすには、太陽光が効率的で、更に屋外に出て行う日光浴が効果的と言えます。
〈おススメ日光浴〉
・起床直後
・午前中~正午(午前中は午後に比べて日焼けリスクが低いため)
・30分前後(紫外線の強くなる夏場は15分程度。㊟日光浴をすればするほど無限にセロトニンが増えるわけではありません。紫外線を長時間浴び続けると、かえって熱中症・日焼けのリスクが高まるので調整しましょう)
②呼吸や咀嚼、ウォーキングなど一定のリズムでの動きをする
一定のリズムとは、単調なリズムを繰り返すこと。
たとえばウォーキング・ジョギング・水泳・ヨガなどが代表的です。
リズム運動によって身体が一定のリズムを刻むことで、脳は心地よさを感じます。
つまり脳がリラックスするため、セロトニンが分泌されやすくなります。
呼吸のリズムが一定になると良いので、激しく動く必要はありません。
③セロトニンを合成する「トリプトファン」と「ビタミンB6」を摂取する
〈トリプトファンを多く含む食材〉
・大豆製品(豆腐・納豆・みそ・しょうゆ など)
・乳製品(牛乳・ヨーグルト・チーズ など)
・ごま
・ピーナッツ
・バナナ
・卵
など
〈ビタミンB6を多く含む食材〉
・赤身肉、ヒレ肉、ささみなどの肉類
・マグロ、カツオなどの魚介類
・牛レバー、その他の内臓肉
・バナナなどの果物(柑橘類を除く)
・パプリカ、さつまいも、玄米などの植物性食品
咀嚼もリズム運動の1つです。腸での吸収には十分な咀嚼が必要です。
ゆっくりしっかり咀嚼しましょう!
④喜怒哀楽を意識する
感情の変化のないフラットな状態は時に良いかもしれませんが、感情を大きく動かすことはセロトニン神経の活性化につながります。
「最近、無感動・・・」と思われる方は、意識して感情をゆさぶってみましょう。
感情に波を与えるものとして、映画・読書がおススメです。
特に、感動の涙を流すことは、セロトニン神経を活性化させる効果が高いと指摘されています。
感動の涙、最近流していますか??
⑤十分な睡眠
睡眠には脳の疲労をリセットする効果があります。
脳の活性化はセロトニン神経の活性化につながります。
十分な睡眠を得るには、単純に睡眠時間を長くすればよいわけではありません。
睡眠の質を上げることも意識しましょう。
5.セロトニンを増やす腸活
セロトニンの約80%は腸で作られるので、腸内環境を調えることがセロトニンを増やすことに繋がります。
整った腸内環境とは、善玉菌が多い状態。
その善玉菌を増やすために、善玉菌の好物を腸に届けてあげるアイテムとして「酵素ドリンク」があります。
酵素ドリンクのメリットは
腸内フローラを整える: 酵素ドリンクには発酵食品のエッセンスが凝縮されており、善玉菌のエサとなる成分が豊富です。これにより、腸内の善玉菌が増え、悪玉菌が減少。腸内バランスが整うことで、セロトニンの生成が活発になります。
デトックス効果で腸をリセット :酵素ドリンクには老廃物の排出を促すデトックス効果も期待できます。腸内に溜まった不要な物質をスッキリと排除し、腸が元気を取り戻すとセロトニン生成もスムーズに。
手軽に取り入れられる: 酵素ドリンクは忙しい日常でも簡単に摂取可能。朝一杯の酵素ドリンクを飲むだけで、腸を目覚めさせ、セロトニンの生産を活性化できます。フルーツや野菜から作られているため、美味しく健康的な習慣として続けやすいのも魅力です。
始め方はシンプル!
朝食を酵素ドリンクに置き換える。(朝だけファスティング)
間食にお水や炭酸水で割った酵素ドリンクを取り入れる。
定期的に続けて腸内環境の変化を楽しむ。
これからの時期は気温が低いので、内臓を冷やさない方が良いので、白湯で割ることをおススメしてます。
6.セロトニン生成&分泌と鍼灸・アロマセラピー
腸活には、自律神経を整える効果のある鍼灸もおススメです。
鍼灸治療は、カラダのエネルギー(氣)のバランスを整える療法。
東洋医学では、カラダの生理物質として「氣血水」があり、基本は「氣」。
「氣」が「血や水」の生成や流れの元になるからです。
鍼灸治療では、「氣血水」に関わるツボに鍼や灸をし、ツボを結ぶ連絡通路=経絡を通して、全身のバランスを取る療法です。
現代医学でも人のカラダの調整には、自律神経系の調整が必要とされ、鍼灸治療はこの自律神経の働きに大きく作用するため、全身の調整につながるのです。
鍼灸の刺激は物理的な刺激にもなるので、血流が良くなり、血液が運ぶ酸素や栄養、ホルモンが体内を効率的に巡るようになるのと同時に不要な物質の排出もおこなわれるため、ココロとカラダがリセット&リラックス状態に導かれます。
また、アロマセラピーでは、香りが嗅覚を通じて脳の扁桃体に届き、感情や感情の処理やストレスの調整をサポートしてくれるのです。
さらに、リラックス効果のある香りを用いることで、より深い睡眠やストレス緩和に役立ちます。
主に、ラベンダーやスィートオレンジなど、セロトニン分泌を促す効果が科学的に裏付けられていますが、ご自身が好きでリラックスする香りを直感で選ぶことをおススメしています。
7.幸せホルモン分泌&生成とPranaの鍼灸&アロマセラピー
Pranaの鍼灸治療では、セロトニン分泌UPのために自律神経をしっかり整える鍼とお灸を行います。
筋肉のコリやハリなど身体の物理的な緊張を和らげつつ、お悩みに適したツボや経絡を選んで全身の「氣血水」を調整。
特に背中の施術が中心となり、自律神経の乱れによって起こっている症状緩和へのアプローチも同時に行います。
鍼は刺す鍼と刺さない鍼、温度レベル別のお灸を使用しているので、鍼灸初心者でも安心してお受けいただけます。
アロマセラピーは、嗅覚を通して脳へダイレクトに作用するアロマ選びに重点を置き、ハンドトリートメントのもつ温もりと筋肉や肌に適した圧とリズムで行います。
ちなみにホルモンの関係(生理周期)も考慮し、都度、香り選びは行います。
鍼灸&アロマセラピーがココロとカラダの両方をリラックス状態に導くことが相乗効果となります。
冬の時期は外出がついつい面倒になりがちですが、太陽光を浴びながら散歩がてらにPranaへ。
セロトニン生成分泌活動になりますよ!
Comments