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自律神経:交感神経・副交感神経って何?│ココロとカラダのBestBalanceへ

更新日:2023年11月20日

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」がありますが、まずはその1つ「交感神経について」です。


1.交感神経


「交感神経」は簡単に言うと「活動・戦闘モード神経」です。


ココロもカラダも活発に動く神経。


イケイケゴーゴーの気分になったり、

やるゼーとやる気に満ち溢れたり、

負けないゾーと挑戦的になったり、

呼吸を早くして酸素のたくさん取り入れたりする働きがあります。


もう少し詳しく見ていくと


交感神経が働くと・・・

瞳孔が拡大。視覚情報を集めやすくします。頭が冴えちゃう!

ネバネバ唾液。緊張するときのアレです。

心臓

心拍数Up⇧ドキドキが止まりません。

血圧

上昇⇧にカーっと血が上る感じ。高血圧予備軍

血管

収縮。細くなるので、高い圧で流れる血液に耐えられず、プチっと切れちゃうかも?血液が届かないから寒い!

活動低下。動く時間です。食べている場合ではありません。食べても未消化のまま…

活動低下。トイレに行っている暇もありません。便秘の原因に…

膀胱

拡大。トイレに行く暇もありません。貯めておこう!膀胱炎になっちゃう⁉

呼吸

呼吸数Up⇧酸素をたくさん取り入れて、ちゃっちゃと動きます!

発汗

体温を下げるために、汗かきまくり!

筋肉

緊張。しっかり動くために気を引き締めます。コリハリの原因!

副腎

ストレスに負けない物質をバンバン出して、動き続けます!

膵臓

インスリン低下⇩血糖値が下がりません

肝臓

グリコーゲン分解。動くためのエネルギー源を作るために、バンバン分解します。

動くためには、カラダにとってはたくさんのエネルギーと酸素が必要です。

そして、ココロも常にアゲアゲの状態を保つ必要があります。

そのため、働く時間は、日中がメイン。

太陽にリズムで言えば、日の出から日の入りまでです。


2.副交感神経


「副交感神経」は簡単に言うと「休憩・リラックスモード神経」です。


ココロもカラダもゆるっと過ごすための神経。


のーんびり気分になったり、

眠くなったり、

エネルギーを蓄えたり

お休みモードになるためにココロとカラダを落ち着かせる働きがあります。

リラックスしている時って幸せです。

副交感神経の「副」はもしかしたら「福」なのかもしれません。


働きを詳しく見ていくと


副交感神経が働くと・・・

瞳孔が縮小。情報はいりません。今日はcloseです。

サラサラ唾液。食べ物分解&スムーズに胃へ送ります!

心臓

心拍数down⇩穏やかな状態。

血圧

下降⇩必要なところだけに送ります

血管

拡大。太くなるので流れもスムーズ♪ポカポカしてきた~

活発。腸にも送るし、エネルギーも作っておかないと!

活動Up。便を作ってどんどん出さなきゃ!

膀胱

縮小。出してスッキリ!貯めないカラダです。

呼吸

呼吸数down⇩酸素も必要最低限でOK!

発汗

この働きは関与してないの…

筋肉

ゆるゆる~。まったりしてます。

副腎

この働きも関与してないの…

膵臓

インスリン分泌⇧エネルギーを作る準備。血糖値が上がらないようにしないと

肝臓

グリコーゲン合成。危機的状況の時のために貯めておくの!

いざ、動くためにエネルギーを貯蓄・準備しておくことも必要です。

作りながら動くのではなく、作る時間も必要という事。

そのため、働く時間は、夜がメイン。

太陽にリズムで言えば、日の入りから日の出までです。





3.まとめ


交感神経と副交感神経の働き方はほぼ逆ですね。

働く時間も別です。

2つで1つの神経。

24時間、お互いが気持ちよく働くために役割を分担しています。


皆さんの自律神経神経の働き方はいかがですか?

ちょっとズレている方が多いと思います。

ズレているうえに過剰労働になっているのではないでしょうか?


地球の自転がややズレているように、自然界のリズムも若干ズレているので、ヒトには調整機能が備わっています。

そのため、自律神経の働きのズレも多少の事なら、調整することが出来るのですが、放置すると、カラダとココロに負担がかかり、調整が追い付かなくなり、効かなくなってしまうのです。


自律神経が2種類あるのも調整機能の1つ。

2つの神経がバランスを取って、ちょうど良い状態を保ってくれています。


でも、ヒトですもの。

疲れます。

自分の事で精一杯でもあります。上手に立ち振る舞いが出来なくなります。

その状態になる前に調整・リセット時間が必要になります。












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