生理痛を記録する月経メモのつけ方
生理痛を婦人科で相談したいと思っても、「いつから痛いのか」「どのくらい困っているのか」をうまく説明できないことがあります。
そんなときに役立つのが、月経の簡単なメモです。
きれいに書く必要も、毎日細かく記録する必要もありません。
自分の変化に気づくための、短い記録から始めてみましょう。
記録は「痛み」と「生活への影響」から
まずは、生理が始まった日と、痛みが出た日を記録します。
痛みの強さは「軽い・中くらい・強い」の3段階でも、0〜10の数字でもかまいません。
痛む場所が下腹部、腰、脚の付け根など、どこかも書いておくと振り返りやすくなります。
もう一つ大切なのが、生活への影響です。
「仕事を休んだ」「家事を中断した」「授業に集中できなかった」「横になって過ごした」など、できなかったことや困ったことを短く残しましょう。
一緒に記録しておくと役立つこと
吐き気、頭痛、下痢、めまい、強い疲れなど、痛み以外の症状があれば記録します。
出血量がいつもより多い、月経以外の日にも痛みがある、といった変化も手がかりになります。
鎮痛薬を使った場合は、薬の名前が分かれば名前、飲んだ時間、どのくらい楽になったかを残します。
薬の説明書やお薬手帳を持参すると、診察で確認しやすくなります。
薬の量や飲み方を自己判断で変えず、迷うときは医師・薬剤師に相談してください。
〈記録の参考例〉
記録する項目 | 記録例 |
日付 | 4月12日(出血が始まった日) |
痛みの強さと場所(例は10段階評価) | 7/10くらい。下腹部と腰が痛い |
一緒に出た症状 | 頭痛、吐き気、下痢、だるさなど |
生活への影響 | 仕事を休んだ、横になっていた、家事が難しかったなど |
使った薬とその後の変化 | 薬の名前・飲んだ時間・痛みがどう変わったか |
スマートフォンのカレンダーでも、紙のメモでも
記録の方法に決まりはありません。
カレンダーに「生理開始」「痛み強」「薬を服用」と入れるだけでも十分です。
紙に書くなら、次のような項目を一行ずつ残してみてください。
・月経開始日/痛みが始まった日
・痛みの強さ(軽・中・強、または0〜10)と場所
・一緒に出た症状・仕事、家事、睡眠などへの影響
・使った薬と、その後の変化
毎回つけられなくても大丈夫です。
受診を考えた時点で、覚えている範囲をまとめるだけでも役立ちます。
記録が負担になる場合は、続けやすい項目を一つだけ選びましょう。

婦人科で見せるときは、気になる変化から伝える
診察では、記録を最初から全部説明しなくてもかまいません。
「ここ半年で痛みが強くなった」「薬を飲んでも仕事を休むことがある」など、いちばん気になる変化から伝えてください。
月経周期や痛みの程度、服薬状況などは、診察で状態を把握する手がかりになります。
記録だけで原因を決めつけないで
月経メモは、自分で病気を判定するためのものではありません。
記録がなくても受診できますし、痛みが強いときは記録が整うのを待たずに相談してください。
月経困難症や婦人科で相談できることは、[月経困難症とは? 生理痛がつらいとき婦人科で相談できること]の記事でも紹介しています。
関連ページへの案内
痛みや月経の変化が気になるときは、記録の有無にかかわらず婦人科へご相談ください。Pranaでのケアについては[生理痛・月経困難症のページ]をご覧ください。
参考情報
※症状や治療について不安がある場合は、医療機関にご相談ください。本文は一般的な情報であり、診断や治療を行うものではありません。









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