「友人や家族と話すと気持ちがスッキリする」「愚痴を聞いてもらうと元気になる」など、そんな経験ありませんか?
女性にとって「おしゃべり」はとっても大きな効果があるのです。
その効果を科学的にご紹介します。
1.おしゃべりと女性脳
女性の脳の特徴の一つとして、おしゃべり中は「幸せホルモン:セロトニン・オキシトシン・ドーパミン」の分泌が盛んになります。
その結果、ココロに対する影響が大きく、様々な効果をもたらすのです。
そして、おしゃべりの内容として重要なのは「共感」です。
この共感も女性脳の特徴の一つです。
太古の昔から女性同士が密なコミュニケーションをとって共感しあい、深い気付きをお互いに得て、子育ての知恵を出し合い生存率を上げてきたことに繋がります。
おしゃべりがヒトの生存にも影響していると考えると、おしゃべりはとても重要なことと考えられます。
2.効果①: ストレス軽減とリラクゼーション効果
①幸せホルモン オキシトシンの分泌
友人や家族との共感的な会話は「幸せホルモン」とも呼ばれるオキシトシン・セロトニンの分泌を促進し、心の落ち着きやストレス緩和に役立ちます。
ここで重要なのは、「共感」です。
特にイライラしたり落ち込んだり、メンタル的は変動が大きい時は、共感的な相手とお話しすることをおススメします。
②抗ストレスホルモン コルチゾールの抑制
ストレスと戦おう!と分泌される抗ストレスホルモンのコルチゾール。
ある程度は必要ですが、過剰な分泌を抑制することで、ココロとカラダがリラックスし、不安や緊張が軽減されます。
強いストレスや長期のストレスでは、常にコルチゾールが分泌している状態。分泌器官である副腎の疲弊にもつながるので、副腎疲労をさせないためにも、ちょこちょことおしゃべりをしてストレスは発散させましょう。
3. 効果②脳の活性化と記憶力の向上
おしゃべりで幸福感を高めるセロトニンの他に、モチベーションを上げるドーパミンも分泌され、気分がどんどん前向きに!
おしゃべり中は、脳の広範囲を刺激し活性化するため、言語や感情の処理や記憶力の向上になり、脳の健康維持に役立ちます。
この時も楽しく共感的な会話がおススメ。ポジティブな感情が生まれメンタルの健康維持にも貢献します。
4.効果③ 免疫力アップで健康維持
楽しい会話や共感的な交流は、免疫細胞であるナチュラルキラー細胞を活性化させ、病気への抵抗力を高める効果があります。
その結果、病気への抵抗力が高まり、日常的な健康維持に繋がります。
5.効果④ 社会的絆と孤独感の解消そして、ホルモンバランス調整
おしゃべりをすることで、共感や支えあいによって安心感を得やすい女性は、「人とのつながり」を深めます。
このような支えあいが、精神的なストレスを軽減し、孤独感や不安感を和らげることに役立ちます。
精神的なストレスが軽減し、ココロの安定がホルモン全体の分泌の安定に繋がります。
性にとって「おしゃべり」が日々の心の支えになり、特にストレスの多い現代において重要な役割を果たしていることをアピール。
6. まとめ「日常の会話を大切にしよう」
このように科学的に明らかになっているおしゃべりのメリット。
特に女性にとっては何気ないおしゃべりが日々のココロの支えとなり、健康維持に大きな恩恵もたらします。
共感は大切ですが、おしゃべりをすることで脳の活性化になる事を考えれば、日常生活でのおしゃべりがカラダにとっても大切な行為であることが分かります。
日々の会話を大切にすることで、自分にも相手にも幸せが舞い降りてきます。
今日も楽しく素敵なおしゃべりを!
7.おまけ
私自身もおしゃべりの有効性はとても感じています。
そのためカウンセリングには時間を取っています。
体調やカラダのチェックだけでなく、声のトーンや表情などからココロとカラダの状態が分かるからです。
そして、声にしてもらう事で状況を認識し前進することが出来るからです。
お悩み症状の解決には、鍼灸やアロマセラピーの技術も必要ですが、声に出して振り返って見ることも必要です。
それも独り言ではなく、受け止めることが出来る人に前で声にする。
その場所がPranaです。
なので、原因がわからない・何となく調子が悪い状態こそ、お話(カウンセリング)をしながら見つけていきましょう!
科学的なエビデンスもしっかりと捉えながら、鍼灸&アロマセラピーを通して、ココロとカラダのBestBalance作りをサポートします。
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