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糖質はココロとカラダの味方③│ココロとカラダに栄養を

更新日:5月16日

第3弾:最終話!

カラダを作るための栄養素3大栄養素と言われる「糖質」


ダイエットの敵とみなされがちですが、摂り方・減らし方を間違えるとココロとカラダに大きな影響を与えます。

影響を受けている方は多いのではないでしょうか?


特に、5年10年と長期的に慢性的な不調を抱えている方は、糖質の摂り方を変えていくことをおススメします。


というのも、糖質の理想的な摂取量は、男女ともに1日に必要な総エネルギー摂取量の50~65%とされており、相当な割合を占めているからです。


「糖質」を摂り方を変えて、人生の味方にしてみませんか??




【糖質はココロとカラダの味方③】



9.糖質過剰による疾患


糖質過剰は、生活習慣病(糖尿病・動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞など)の原因になります。


糖質は分解されて血液中に溶け込み、肝臓に貯蔵されます。肝臓の貯蔵場所は無限ではありません。このシステムがうまく働かなくなると、血糖値が上昇します。

血糖値とは、血液中のブドウ糖の濃度のこと。血糖値を正常にするための機能ももちろん備わっています。

それが、すい臓から分泌される「インスリン」。

血糖値が高くなると、すい臓からインスリンが分泌され、血糖値を下げます。

血糖値が高い状態が続くとすい臓は、24時間365日営業で疲弊し、血糖値のコントロールが出来なくなります。

この状態が「糖尿病」。

血液中にブドウ糖がいっぱいの状態で、これは、砂糖水状態と同じです。

砂糖水がカラダ中を流れることによって、様々な病気を引き起こすのです。

(*食生活は生活習慣の1つ。食生活によって起こる病気の総称を生活習慣病と言います。)



10.血糖値の急上昇がダイエットを阻害する


「血糖値スパイク」と言う言葉、聞いたことありますか?

血糖値スパイクとは、食後の血糖値の急上昇&急降下のこと。

インスリンの分泌によって血糖値はコントロールされますが、このコントロールを混乱させる原因の一つ。このような状態が続くと、すい臓の疲労し、機能しなくなり、「糖尿病」に。


また、常に血糖値が一定値より高い&血糖値スパイクの常態化は、カラダの慣れとなり、インスリンの効果が効きにくくなります。

その結果、肥満を引き起こし、血管や心臓などに負担がかかり、疾患に繋がります。


血糖値スパイクの特徴的な症状としては、食後の眠気、空腹時のイライラや気持ちのムラなどです。

ココロの面に現れると、落ち着かせるために甘い物を欲します。甘い物は快楽物質ドーパミンを分泌するため、過剰な糖質摂取とつながります。


血糖値スパイクと症状

「血糖値スパイク」の原因となる甘味料をして注目したいものは

「果糖ブドウ糖液糖」「ぶどう糖果糖液糖」と言われる「液糖」です。

血糖値を急上昇させる甘味料が添加されているからです。 血糖値に問題があれば当然控えるべきであり、健康な方にも望ましくありません。

血糖値スパイク以外にも、果糖が多く含まれる果糖ブドウ糖液糖は、「中性脂肪」や「AGEs(終末糖化産物)」という老化を促進する物質が生じやすく、特に太りやすいというデメリットもあります。

慢性症状にお悩みの方やダイエットをお考えの方、腸活を意識されている方には、非効率な甘味料です。

ただ、コストを抑えるにはとっても優秀なため、多くの調味料やドレッシング、清涼飲料水に使用されているため、お財布には優しい甘味料でもあります。



11.血糖値スパイクを避ける炭水化物


食品によって、血糖値の上昇スピードが異なります。

血糖値の上昇スピードを数値化したものがGI値(グリセミック指数)。

高いほど、血糖値スパイクを起こしやすくなります。


血糖値スパイクを避ける糖質の代表的な炭水化物は

そば、玄米、春雨、五穀米、オートミール、パスタなどです。


高い物は

白米、うどん、食パンなど


低GI値食品は、GI値が60以下の物を言います。

GI値ってなに?


ちなみにPranaのアフターティーで使用しているシロップは「アガベシロップ」と言うGI値21くらいの甘味料です。

お酒のテキーラが原料の自然の甘味料。

アイスティーにも溶けやすく、癖が少なく使いやすい甘味料です。



12.「血糖値スパイク」を防止する方法


食べものをチェックしながら食べるのは非効率です。

「血糖値スパイク」を避けて、好きなものをカラダに負担なく食べて、楽しむための方法があります。


①よく噛んでゆっくり食べる

②規則正しく食事をする

③野菜→たんぱく質・脂質→主食(お米、パン、麺)の順番で食べる

④たんぱく質や脂質、食物繊維を含むおかずと野菜を先に食べる

⑤欠食を避ける(特に朝欠食はNG。飲み物を工夫しましょう)

⑥主食だけの食事をしない(おにぎり、パン、麺だけ、ラーメン&チャーハンなどの食事を避ける)

⑦スープやみそ汁を飲む(メニューに加える)

⑧食後1~2時間後に体をかるく動かす(階段の上り下りやウォーキング、ラジオ体操やストレッチ程度でOK)

⑨筋トレ(痩せ気味の方は特におススメ)



和食 野菜中心に

などです。

取り入れられるものから行ってみましょう。



糖質は、ココロとカラダに大切な栄養素です。

健康なココロとカラダを作るために摂取して欲しい栄養素。

慢性症状にお悩みの方、体質改善をしたい方は、糖質を味方にすることで改善されることが多く見られます。

糖質を味方にして、毎日の食事を楽しみましょう!



こちらも↓

1.糖質の働き

2.糖質の特徴

3.糖質と糖類の違い

4.人工甘味料とは?

5.ダイエットの味方??人工甘味料の落とし穴


6.糖質の適した摂取量

7.糖質不足の弊害

8.低糖質ダイエットの弊害

9.糖質過剰による疾患

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