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執筆者の写真ココロとカラダのアロマ鍼灸師 Mamiko

貧血数字の裏側

更新日:2021年5月13日

ココロとカラダをBestBalanceへ

アロマ鍼灸師のMamikoです。


「数値には出ない隠れ貧血」はなぜか?


それは、鉄不足で細胞の生成機能が低下するからです。ご参考ブログ


内臓器の表面(胃なら胃壁側)を覆う粘膜細胞の生成に影響が出ていたら、丈夫な粘膜も作れなければ、修復機能も落ちてしまう。


粘膜が傷つく=炎症


内臓器の炎症と言ったら、胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、腸炎などなどです。


貧血を見極める時に、鉄欠乏だけに注視しちゃうと危ないことがこの「炎症」にあります。

鉄欠乏は、ほぼヘモグロビンが指標です。

でも、これは赤血球の鉄。


鉄はカラダ中どこでも必要で、カラダの中の鉄を見ていく必要があります。

それが、「フェリチン」です。ご参考ブログ


「フェリチン」は、赤血球の以外の鉄の指標。

これが低いと鉄欠乏→貧血

となるわけですが、この値は、炎症があると上がってしまうのです。


と言うことは、

胃炎などの炎症があると体内の鉄が少なくても鉄欠乏ではない=貧血ではない

と言うことに。

さらに、ヘモグロビン値も正常範囲内なら、なおさら「隠れ貧血」。


なので、慢性炎症を抱えている方は「隠れ貧血」要注意です。

ちなみに、うつ症状などを抱えるメンタル不調者には、慢性炎症が多いと言われています。


鉄欠乏による粘膜機能低下が原因なのか?

ストレスによる自律神経失調が原因の機能低下なのか?


またも、鶏と卵…


でも、隠れ貧血」を改善することで、ココロとカラダの復調の兆しあり✨

だと思いませんか?


カラダの症状も気になりますが、「隠れ貧血」の疑い、「うつ症状」が気になる?と言う方はまずは、鉄分摂取を積極的にして、様子を見てみましょう!


ちなみに、鉄欠乏で起こるうつ症状は、日内変動は少なく、1日の疲れが出る夕方から不調になることが多いと言われています。



特に女性は、生理期以降の不調や出産を機に不調が続くという場合は、鉄の摂取を心がけてみましょう!


ちなみに生理後~排卵期は、ココロもカラダも元気な状態になるのが理想的です。

なぜなら、人の遺伝子に組み込まれた「種の保存」に関わるからです。


言葉はちょっと悪いけど、良い卵子を準備し、より多くの相手をひきつけ、その中から良い種を残すために優位な相手を獲得する時期だから。

ココロもカラダも元気じゃないと、判断が鈍りますね。

だから、生理後~排卵期は、ココロもカラダも元気!じゃないと困るんです。


自身が元気でいるためにも、大事なわが子が心身ともに健やかに生きていくにも対策が必要です。

対策はコチラ

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