ココロとカラダのBestBalanceへ♪
アロマ鍼灸師のMamikoです。
みなさん、「氣血水」って聞いたことありますか?
「氣血水」とは東洋医学的に体を見ていくうえで指標になる物質の事です。
それぞれがどんなものなのか?
鍼灸治療は、東洋医学の考えに基づいて行われますが、その東洋医学の基礎になるので、簡単にご説明です。
│氣血水ってなに??
「氣・血・水」は、体の中をめぐる生理物質のことで人体を構成する上で大切な物質です。
「氣(き)」:
目には見えませんが、生命活動の最も基本と言われるもので、陰陽で分けると「陽」になります。
生命エネルギーでもあり、まとめたり巡らせたり守ったりするなどの生理機能そのものでもあります。
「血(けつ)」:
血脈(血管)の中を流れる赤い液体、血液の事。
栄養分があり、生命活動維持の基本物質。
氣の働きにより動きます。
陰陽で分けると「陰」になります。
栄養分があるので、脳や臓器や皮膚、毛髪など滋養し、正常な働きを維持します。
健康でキレイな肌や毛髪のほかに、ポジティブな気持ちや思考、正常な五感の働きなどを維持・サポートします。
「水(すい)」:
カラダを巡る血以外の液体。水・リンパ液・尿・汗・涙・唾液などの事。
脳や臓器、筋肉、皮膚、毛髪などカラダを潤す働きをしています。
また、「血」を作り出す作用も持っています。
氣の働きにより動き、陰陽で分けると「陰」になります。
「水(すい)」は、「津液(つえき)」とも言われています。
「津」:さらさらとして動きやすい性質。全身を巡回して、皮膚や筋肉へ届き、汗、涙、唾液などとして現れます。
「液」:ねばねばとした動きにくい性質。関節や脳、臓器に分配され、滋潤や潤滑の働きをしています。
│何からできる?
「氣・血・水」すべて食べ物からできています。
唯一、「氣」は誕生の際、両親からプレゼントされた「先天の氣」というものを「腎」に蓄えて持っています。
生まれた時に既に持っているもので、年を経る毎に使われ、徐々に減っていきますが、減った分や足りない分などは食べ物から補うことができるのです。
「氣」は、生命活動の最も基本物資。
その「氣」が食事で補えることを考えると、日々の食事は大事であることが分かりますね。
│「東洋医学的健康なカラダ」とは?
物質としてのカラダを作る働きもあれば、感覚や思考、意思、感情などココロにも関わる「氣・血・水」。
どんな状態を健康と言うのか?
それは
「充分に満ち足りて、しっかりとカラダの隅々まで巡り、行き渡り排泄される状態」
です。
ただ、あれば良いだけじゃない!
量や質、カラダで潤沢、いらないものは出す!です。
│健康的なココロとカラダを作るために出来る事
今、出来ることは、
「氣・血・水」の3つが食べ物からできることを考えると、
「栄養バランスの良い・適切な量の食事」
を摂ること。
また、巡ることを考えると、
「動く」
こと。
「食事」は、栄養素を考えるのはもちろんですが、使う食材の彩りをキレイにすることで、栄養素のバランスが偏らずに作れたりします。
そして、旬の食べ物を旬の時期に食することも大事です。
「動く」は激しい運動ではなく、ウォーキングやストレッチなどでOK。
自身で荷重することで、筋肉も育ちますし、骨も育ちます。
他動的には、骨盤矯正やマッサージを受けるも含まれますが、ウォーキングやストレッチにはかないません。
例えば、簡単な筋トレでも
1日10回の場合:3日で30回、1週間で70回・・・1年間で3650回
1日 5回の場合:3日で15回、1週間で35回・・・1年間で1825回
1日 3回の場合:3日で9回、1週間で21回・・・・1年間で1095回
継続は力なりです。
小さなことからコツコツと!
まずは3日、そして1週間、3週間と続けられた自分を褒めましょう♪
自身が思っている食事や運動でお悩みがある時はお声がけくださいね!
健康のヒントは自分がもっている!
一緒見つけてみましょう!
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