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【東洋医学的って?】
梅雨から夏に起こりやすい症状と外邪
「水滞」
東洋医学で言われる人間の生理物質氣血水の1つ「水」が滞っている状態を言います。
水は津液とも言われます。水=津液 です。
水の停滞の原因は、臓器の機能が弱ったり過剰な水分摂取によっておこり、気候(多湿・降雨)によって増悪することが多いです。
まさに梅雨やの時期や高温多湿の日本の夏は、水が滞り、症状が増悪する季節なのです。
それに加えて、ビールの美味しい季節とも重なり…
Q.「水」が滞るとどうなるのか?
A. 本来の生理機能が発揮できなくなり、不要な水となり、不調や病の原因物質に変化
この原因物質に変化した水は、様々な形態(湿・水・陰・痰)になり、その形態により症状も異なります。
「湿邪」
日本の梅雨の時期(長雨の時期)に現れる「陰」の邪気。時季だけでなく、住環境などから生まれることもあります。
自然界や人間の身の回りの風や暑さ、乾燥、火などへ影響(停滞や消耗を引き起す)を及ぼします。
特徴は3つ:重濁性・粘滞性・下注性です。
「暑邪」
夏季に現れる症状。日本の夏は高温多湿のため「湿邪」も伴うことが多い。
熱、暑さの特性があるので、ただ上に上がるだけでなく、様々な方向へ動かすチカラがあり、そのチカラが氣血水の動きにも影響を与えるため、西洋医学的にも細胞レベルでの生理活動が活発になります。
カラダ中で熱の動きが影響するため、熱中症の症状を引き起こしやすく、そのまま、熱中症になることが多いです。
特徴は2つ:炎熱性・昇散性です。
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