衛生消毒の取り組みについて
1.ディスポーザブルの使用
1回きりの使用で使い捨てを使用しております。
鍼:刺鍼部位一ヶ所につき一度きりの使い捨てです。
1本ごとにエチレンオキサイドガスで滅菌された鍼を使用しています。
手袋:刺鍼する時に着用します。何か触れてしまったら、新しい手袋(グローブ)に
取り替えます。また、手袋(グローブ)を着用前後に消毒用エタノールも使用
します。
シャーレ:抜いた鍼を指定の医療用廃棄物容器へ入れるまでの一時的に置くときに使用
します。体液が付着するため、使い捨てです。
シーツ:鍼灸を行う際は特にそうですが、硬結(コリ)の状態などにより出血をするこ
とがあります。 わずかな出血でも、ベッドに残さないためにペーパーシーツを
敷いて都度廃棄しています。
2.手指の洗浄・消毒
手洗いは石鹸を使用することはもちろん、ペーパータオルで水分はふき取ります。
消毒用エタノールも手袋(グローブ)をする前後はもちろんですが、何か器具類を触るたび消毒液を使用し、しっかり擦り込みます。
これも消毒剤の濃度が薄くなると消毒効果が落ちるため、乾燥した状態になってから使用します。
ボディ&フェイシャルコースの場合は、お顔に触れる前に必ず手を洗いますので、途中ベッドサイドから離れますので、ご了承下さい。
4.器具・設備の消毒
赤外線装置やホットキャビ、ワゴンなどのほか、ドアノブなども消毒用エタノールを含ませたコットンやシートで必ず拭きます。
5.アロマについて
ブレンドを一人一人都度、合わせて行っていること、また、手が直接触れてしまうこと、酸素に触れるため、残ってしまっても「廃棄、使いきり」です。
自然環境に負担をかけないよう、いらなくなった紙類に含ませてから燃えるゴミとして廃棄します。
オイル容器も消毒済みのものを使用致します。
6.化粧品類
クリームなどの化粧品に素手で触れることはありません。 スパチュラ(へら)などを使用し、必要分を取り出します。
7.足湯のタライ
足湯で使用する琺瑯タライは、中性洗剤で洗い、しっかり乾燥後、都度、消毒用エタノールを吹きかけてから使用しています。
8.ハーバルスチーム
スチームの椅子は終了後と使用前に消毒用アルコールを使用し、ペーパータオルでふき取ります。 床の部分も都度、消毒用エタノールでの拭き掃除です。
経血は体液です。生理中はご遠慮いただいているのは衛生面でのお願いです。
9.タオル類
オイルなどの付着に関わらず、一度お肌に触れたものは、必ず即座に洗濯。
ホットタオルも一度作ったら使用しなくても洗います。(コース変更で使用しないことがあります)
温度や湿度による菌の繁殖があったらいけませんので、肌に触れなくても、水分を含んだものは必ず洗います。
3.患部消毒
刺鍼・施灸前後の消毒。
取穴をするためにランドマークとなる部位:骨や関節なども広範囲になりますが、しっかり消毒をしみこませたコットンでふき取りを行います。
ツボの位置は、お身体の大きさなどにより個人差があるため、ランドマークになる骨や関節から判断します。そのため、刺鍼部位だけでなく触れる部位もしょうどくをおこないます。
鍼や灸は、皮膚にとって微細な傷になりますので、施術後も消毒を行います。