ココロとカラダのアロマ鍼灸師 Mamiko

2023年4月8日6 分

デリケートゾーンのこと知ってる??

恥ずかしいなんてことない!

ココロとカラダのBestBalanceへ

アロマ鍼灸師のMamikoです。

以前からちょっと気になっていたこと。

「デリケートゾーンのケア」

というのも、こんなお声を頂いたから。

「トイレの後、(デリケートゾーン)ごしごし拭いちゃう」

「お風呂で(デリケートゾーン)ボディソープでごしごし洗ってる」

「おりものが多いから、常におりものシートを使っている」

「おりものシートで(デリケートゾーンが)痒いし、ヒリヒリしちゃう」

「生理前になると(デリケートゾーンが)痒かったりムズムズする」

「生理中、ナプキンで蒸れて、(デリケートゾーンが)痒い」

「生理終わりかけ、匂いが気になる」

などなど

デリケートゾーンのお悩みを抱えているにも関わらず、そのお悩みケアは何もしていないという方が多かったのです。

デリケートゾーンのお悩み

1位「におい」

2位「かゆみ」

3位「黒ずみ」

一般社団法人日本家族計画協会より

デリケートゾーンの悩みって、言いずらいし、教えてもらっていないからしょうがないけど・・・

日本の性教育では、「性」を大切にすることを忘れてますね。

ジェンダーについて、語ると同時に、もっと「性」のことをしるべきだし、「性」を表すカラダのこそ知って欲しいです。

フェムケア(生理周期や女性のライフステージに合わせたケア:LunacycleTherapy)をしているアロマ鍼灸師の私としては、アロマや鍼灸でホルモンバランスを整えるだけでなく、適したケアを施してほしい、そして、女性だけでなく男性にも知っておいて欲しいことなんです。

デリケートゾーンについてもっとオープンに話してください!

女性同士が話をしないなんて、そこから改善していきましょう!

ということで、

デリケートゾーンって?

をあらゆる角度からお伝えしたいと思います。

1.デリケートゾーンの薄さ

2.デリケートゾーンの吸収

3.デリケートゾーンのpH値

4.まとめ

1.お顔の肌より薄いデリケートゾーン

デリケートゾーンは、めちゃくちゃ薄いんです!

ごしごし拭くなんてもってのほかです。

トイレでのゴシゴシ拭きのほかに、ショーツによる摩擦も過酷です。

黒ずみや角質が肥厚してくすみの原因になります。

ショーツの素材やデザインのほかにジャストフィットサイズを選ぶようにしましょう。

(ショーツによる黒ずみ、ランナー女子でお悩みの方もいるのでは?)

試しに、生理用ナプキンやおりものシートなどで、まぶたをゴシゴシ拭きと同じ強さで擦ってみてください。刺激的ですよ。

なので、お顔同様に大切されて当然のデリケートゾーン。

「ローションや美容液・クリーム」が必要な時もありますよ~

2.経皮吸収No.1

デリケートゾーン:膣は、粘膜で出来ています。

粘液が分泌されるので粘膜と言われますが、微生物などの外敵の侵襲を防ぐために分泌されています。

なので、デリケートゾーンが大切な場所であることは、粘膜で出来ていることからもわかりますね。

また、粘膜は経皮吸収しやすい特徴があります。

前腕の内側を1とした場合の、部位別経皮吸収率は

デリケートゾーンは、デリケートなのに様々なものを吸収してしまいます。

逆にこの吸収率を活かしたPranaのフェムケアが

「五行体質別ハーバルスチーム」

です。

3.pH値

某メーカーのボディーソープや洗顔料のCMでお肌(皮膚)は弱酸性、だから、弱酸性のボディソープを使いましょう!と。

デリケートゾーンも粘膜ですが、皮膚なので弱酸性ですが・・・

顔や頭皮の皮膚よりもずっと酸性寄り。

これは殺菌の繁殖を防ぐためでもあります。大切な場所ですから。

ちなみの洗浄剤別pH値(ざっくり)

ちなみに、メーカーや汚れの落としやすさにより、pH値は異なり、

また、刺激を少なくするために、使用する部位の皮膚の酸性度に合わせて作られています。

(シャンプーメーカ研究所勤務だったので、洗浄剤のpH値には敏感です。)

皮膚の健康を考えると、pH値はとても大切で、ボディーもデリケートゾーンも同じ洗浄剤はNG。刺激が強すぎます。

刺激により、デリケートゾーン:粘膜の健康が失われれば、分泌される粘液の性質が変わり、守ることが出来なくなります。

他人にも見えるせいか顔のクレンジングや洗顔料には気を使っている方が多いと思います。

が、もっと繊細で大切な場所:デリケートゾーンの洗浄をもっと考えてみませんか??

他の人が見ないから適当で良いは、もう辞めましょう!

ちなみに洗浄剤の酸性度は皮膚の酸性度に影響します。

そして、デリケートゾーンの酸性度は、皮膚同様、皮膚常在菌により保たれています。

常在菌の繁殖バランスもpH値に影響。

カラダの様々な働きにより、pHバランスが調整され、「自浄作用」が保たれ、デリケートゾーンの健康に保ちます。

でも、そのpH値を大きく変動させてしまう要素が、温度と湿度です。

夏の時期に、ニキビや吹き出物のお顔の肌トラブルが生じるのは、汗によるもの。

気温上昇に伴い発汗することで、肌はアルカリ性に傾き、雑菌の住処となります。

夏を例にしなくても、コロナマスク生活で経験済みの方も多いでしょう。

マスクによる肌荒れやニキビ、吹き出物トラブル。

生理期は、夏のマスクの状態に似ています。

ナプキン = マスク

ナプキン内の経血やお小水 = 汗

生理中は、菌がとても繁殖しやすい環境です

特に経血は、血液ですから栄養豊富。

体内ではただの老廃物のお小水も体外に出て、酸素を触れることで菌類と触れ、繁殖します。

ナプキンをこまめに交換することで、サラッとした状態を保てますし、交換するためにトイレに立つことでデリケートゾーンに通気性が生まれます。

まさにマスクと肌トラブルです。

更にサニタリーショーツは、漏れを防ぐために防水性になっているため、蒸れやすい。

合成繊維(ナイロン)で出来ているストッキングやタイツなども群れの原因になります。

デリケートゾーンの着用するものは、蒸れやすい素材が多いですね。

また、座っている時間が長い=通気性が悪くなる ことも蒸れの原因になります。

デスクワークの方は要注意です。

4.まとめ

要するに、

デリケートゾーンはその名の通り、デリケートという事です。

薄いから、優しく触れて欲しいし、

吸収しやすいから、成分は気にして欲しい。

ちなみに、下着(ランジェリー)に気を使っている方は、多いと思います。

見えないところでもやっぱり身に着ける物だから、下着にも気を配りますね。

色やデザインによって気分の上り度が違いますし、メイクと同じです。

大切なところ:胸やデリケートゾーンを覆う下着。

粘膜であるデリケートゾーンだからこそより一層大切に。

胸同様、デリケートゾーンは安易に見せる場所じゃないから大切にしないといけません。

「生」を育む女性として、考えてみましょう!

皆さん、デリケートゾーンのこと、少しは理解していただけたでしょうか??

自分にできそうなこと考えてみてくださいね。

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